「ゲームのパッケージの背表紙を指でなぞりながら、今日は何をプレイしようかと悩んだ日々が恋しくありませんか?」公式説明文から引用したこの問いかけは、多くのプレイヤーの心に深く刺さるはずです。プラスチックケースや使い古された説明書で埋め尽くされた棚に囲まれて育った世代にとって、Boxroomはまさにそのノスタルジーを刺激する作品です。
イギリスを拠点とし、コンセプト重視の小規模なゲーム開発を行うNested Loop Studiosが発表したBoxroomは、Steamライブラリを読み込み、所有しているすべてのゲームを手に取って眺め、棚に並べることができる物理的なパッケージへと変換するルームデコレーションシミュレーターです。

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Boxroomがライブラリに対して行うこと
重要なのは、これが単なるプレースホルダーのゲームアートを使った装飾ツールではないという点です。Boxroomは各タイトルのSteamページから直接メタデータを取得し、独自の物理パッケージを生成します。ゲームのメインカプセル画像がパッケージのアートワークとなり、ストアページから取得されたスクリーンショットがポストカードとして箱の中に封入されます。あなたのライブラリが、物理的に再構築されるのです。
IGNで公開された公式アナウンストレーラーでは、実際のゲームのパッケージアートで棚が埋まっていく様子が確認でき、ノスタルジーを巧みに演出しています。
コレクションを飾る部屋作り
ライブラリとの連携機能に加え、Boxroomは本格的なデコレーションシミュレーターとしても機能します。プレイヤーはカタログから壁紙、床材、家具を選び、自由に配置することが可能です。本棚やディスプレイキャビネットがメインとなりますが、充実したルームビルドツールのおかげで、単にSteamのグリッド画面を眺めるよりも、はるかにパーソナルな空間を作り上げることができます。
棚にゲームを並べ終えたら、Steamクライアントを介さずにBoxroom内から直接ゲームを起動することも可能です。また、完成した部屋をフレンドと共有することもできるため、膨大な、あるいはこだわり抜いたコレクションを所有しているプレイヤーにとっては、静かな自慢の場となるでしょう。
積みゲーに隠されたシークレットフィギュアとコレクターズエディション
注目を集めているのは、ライブラリ内の特定のゲームが、シークレットフィギュアやコレクターズエディションなどの特別なアイテムをアンロックする要素です。Nested Loop Studiosは、どのゲームが何を引き起こすのかについては意図的に明言を避けており、「あなたのコレクションにはいくつ隠されているでしょうか?」とプレイヤーに問いかけています。すでに所有しているゲームを軸にしたこのような発見メカニズムは非常に魅力的であり、普段プレイしているタイトルだけでなく、ライブラリ全体を改めて見直すきっかけを与えてくれます。
多くのプレイヤーがSteamライブラリを見る際、実際には一度も向き合っていないゲームがどれほどあるかを見落としがちです。Boxroomは、それらのゲームに物理的な存在感を与えることで、ゲームとの関係性が少し変わることを期待しています。
2026年第2四半期に早期アクセス開始
現在Steamでデモ版が公開されており、ライブラリを連携させてパッケージ生成の様子を実際に体験することができます。早期アクセス版の正式リリースは2026年第2四半期を予定しており、あと数ヶ月でその全貌が明らかになります。
このコンセプトは非常に斬新です。ほとんどのSteamライブラリ管理ツールは「整理」や「フィルタリング」を目的としていますが、Boxroomは「所有しているゲームに対して感情を抱かせる」という、全く異なる目的を持っています。デコレーションシミュレーターとしてのメカニズムが長期的にプレイヤーを惹きつけられるかどうかは早期アクセス開始後の課題ですが、その核となるアイデアには抗いがたい魅力があります。詳細は以下からご確認ください:




