NetEaseは、『Marvel Rivals』において、プレイヤーから最も多く寄せられていた不満の一つである「アビリティやアルティメットが飛び交う際の過度な視覚的ノイズ」を直接的に改善するパッチを配信しました。
シーズン9はすでに多忙な時期を迎えています。新たなストラテジストとしてJubileeがロースターに加わり、The Hoodの参戦も控えているほか、シーズン全体が『Avengers: Doomsday』とのクロスオーバーに向けて盛り上がりを見せています。ヒーローが増え、チームアップが増え、アビリティが重なり合うことで、画面上のカオスは加速する一方です。7月15日に配信された今回のパッチは、まさにその問題に焦点を当てたものです。
パッチによる主な変更点
今回のアップデートでは、複数のヒーローのアビリティおよび一部のチームアップ技において、視覚エフェクト(VFX)の軽減が実施されました。NetEaseは、その目的を「戦場のカオスを軽減すること」と明言しています。パッチノートの概要では、影響を受けるすべてのヒーローやチームアップが個別に列挙されているわけではありませんが、対象範囲は個々のアビリティアニメーションから、チームアップのシナジー発動時に発生する複合エフェクトにまで及んでいます。
チームアップは『Marvel Rivals』を他のヒーローシューターと差別化する大きな要素ですが、同時に視認性の問題を引き起こす主な要因でもありました。2つ、あるいは3つのアルティメットが同時に重なると、熟練のプレイヤーであっても画面状況を把握することが困難になる場合があります。スペクタクル感を損なわずに複合エフェクトを調整するのは難しいバランス調整ですが、今回のパッチは、NetEaseがこの問題に真剣に取り組んでいることを示す明確なシグナルと言えます。
アビリティの視認性が重要である理由
競技性の高いヒーローシューターにおいて、視認性は単なる見た目の好みではありません。敵のDoctor Strangeがポータルを開いたのか、あるいはScarlet Witchがアルティメットの最中なのかを瞬時に判断できるかどうかは、的確なプレイができるか、それとも状況を読み切れずにフルコンボを食らってしまうかの分かれ目となります。
『Marvel Rivals』は常にスペクタクルな演出を重視しており、それが本作の魅力の一部でもあります。しかし、スペクタクルと視認性は、ここしばらくの間、直接的に対立する要素となっていました。あらゆるスキルレベルのプレイヤーがこの問題を指摘しており、チームアップ構成が一般的でアビリティの回転率が高い現在のメタにおいて、その影響は特に顕著です。一部の構成がいかにアビリティで埋め尽くされているかは、シーズン3のメタ解説で確認できます。
シーズン9の背景
今回のタイミングは重要です。シーズン9ではストラテジストとしてJubileeが追加され、すでに充実しているロースターに新たなアビリティキットが加わりました。さらにThe Hoodの参戦も控えており、ヒーロー数が増えることで、チームアップの組み合わせもさらに広がります。ロースターが拡大する前に視認性の問題を整理しておくのは、正しい判断と言えるでしょう。
『Marvel Rivals』はPS5、Xbox Series X/S、PCでプレイ可能です。6.5パッチでの変更点や、現在のシーズンのヒーローバランス調整の詳細については、Elsa Bloodstoneパッチノート解説をご覧ください。
Doomsdayのストーリー展開やロースターの拡大に伴い、NetEaseは今後もVFXの視認性向上に向けて継続的な改善を行っていくと予想されます。ヒーローが増え続ける以上、戦場を整理するための調整は今回が最後にはならないでしょう。








