Insomniac Gamesは今週、『Marvel's Wolverine』の新しいシネマティックトレイラーを公開しました。公開から数時間で驚異的な再生数を記録しましたが、問題はそのコメント欄にありました。
「Ain't No Hero」と題されたこのトレイラーは、YouTubeで100万再生を突破し、5,000件近いコメントが寄せられました。数字だけを見れば成功と言えます。しかし実際には、コメントの大部分がLoganやLady Deathstrike、あるいは映像で示唆されたSabretoothとの共闘とは無関係な内容で占められていました。その話題の中心は、物理ディスクについてです。

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PlayStationのトレイラーが公開されるたびに繰り返される、Sonyのディスク廃止を巡る議論
2026年初頭、Sonyは2028年1月をもってPlayStationタイトルの物理ディスクの生産を終了すると発表しました。これに対する反発は即座に起こり、現在も収束の兆しを見せていません。プレイヤーたちはPlayStation関連のあらゆるコンテンツを、自身の不満を訴える場として利用しており、今回の『Marvel's Wolverine』のトレイラーもその標的となりました。
コメント欄には鋭い意見が並びました。「少なくともこのゲームは物理版を手に入れられる」と、物理ディスク版の発売が確定している『Marvel's Wolverine』に言及するユーザーがいれば、Sonyのキャッチコピーを皮肉るユーザーもいました。「Play has limits(遊びには限界がある)」というコメントは、PS5の「Play Has No Limits(遊びに限界はない)」をもじったものです。さらに、「物理ディスク廃止の決定にみんなが怒っているから、急いで『Wolverine』のトレイラーを出したのか?」といった辛辣な声も上がっています。
この傾向はX(旧Twitter)でも同様で、プレイヤーたちはトレイラーの映像とともにディスクの画像を投稿し、「NO DISC? NO MONEY.(ディスクがないなら金は払わない)」といったメッセージを添えています。あるユーザーはInsomniacに対し、Sonyが方針を撤回しない限り、『Wolverine』が自身にとって「最後に購入するゲームの一つ」になるだろうと直接訴えかけました。
『Spider-Man』のトレイラーと何が違ったのか
過去のInsomniacのトレイラーと比べると、その対比は鮮明です。『Marvel's Spider-Man』および『Marvel's Spider-Man 2』のシネマティックトレイラーには、圧倒的にポジティブな反応が寄せられていました。コメント欄ではキャラクターやビジュアル、ストーリーテリングが称賛されていました。今回の『Wolverine』のトレイラーも同等の制作クオリティを誇り、ストーリーの展開もより興味深いものですが、現状ではかつてのような好意的な空気は感じられません。
重要なのは、これが『Wolverine』という作品そのものに対する批判ではないという点です。2026年9月15日にPS5専用タイトルとして発売される本作には、純粋な期待も寄せられています。Lady Deathstrikeの登場はMarvelファンから好意的に受け止められており、Sabretoothの存在はストーリー構成に対する憶測を呼んでいます。Sonyへの不満というフィルターを取り除けば、本作には注目すべき要素が数多く存在します。
しかし、現在のプレイヤーたちは、それらを切り離して考える気分ではないようです。Sonyのディスク廃止発表は、PlayStation関連のあらゆるコンテンツに対する「税金」のような役割を果たしてしまっており、プラットフォームのポリシーに決定権を持たないInsomniacが、その矢面に立ち続けている状態です。
コレクターコミュニティの存在
物理ゲームのコレクターたちは、長年にわたりゲーミング業界で最も声の大きいグループの一つでしたが、Sonyの発表は彼らに団結するための具体的な期限を与えてしまいました。2028年という期限がある以上、それまでに発売されるすべてのディスク版には、ある種の象徴的な重みが伴います。2026年9月発売の『Wolverine』は、まさにその期間内に位置しています。
多くのプレイヤーが指摘しているのは、この不満が単なる感傷ではないということです。これはデジタル所有権や返金ポリシー、そしてストアの規約変更やサービス終了によってゲームライブラリがどうなるのかという、より広範な懸念に直結しています。これらは明確な答えのない切実な問題であり、Sonyはこれまで十分な安心感を提供できていません。
同社は方針を撤回する姿勢を一切見せておらず、小売業者も声を上げています。プレイヤーたちはコメント欄を埋め尽くしており、この議論が収まる気配はありません。
ゲームのレベルデザインや構造など、現時点で判明しているすべての情報については、『Marvel's Wolverine』ガイドコレクションで詳しく解説しています。オープンワールドに関する疑問をお持ちの方は、ぜひ『Marvel's Wolverine』はオープンワールドゲームなのか?という記事を、9月15日の発売前にチェックしてみてください。

