Nintendo Switch Onlineのライブラリに、7月より新たに4本のクラシックゲームが追加されました。すべての加入者がプレイ可能なゲームボーイタイトル3本に加え、「追加パック」加入者はゲームボーイアドバンスのタイトル1本も追加で楽しめます。
すべてのSwitch Online加入者がプレイできるゲームボーイの追加タイトルは、Wario Land: Super Mario Land 3、The Sword of Hope II、Fortified Zoneの3本です。「追加パック」加入者は、2本のフルゲームを1本にまとめたゲームボーイアドバンス用ソフト、Dr. Mario and Puzzle Leagueもプレイ可能です。

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各タイトルの概要
The Sword of Hope IIは、1992年にケムコから発売された一人称視点のRPGです。プレイヤーはテオ王子となり、メニュー操作とターン制バトルを駆使してダンジョンを攻略していきます。携帯型ゲーム機におけるRPGの概念が確立される以前の、まさにその礎を築いたような作品です。アドベンチャーゲームのファンにとっては、携帯ゲーム機の歴史を語る上で非常に興味深い一本と言えるでしょう。
Wario Land: Super Mario Land 3は、説明不要の名作です。1994年に発売された本作は、ワリオが初めて主役を務めたタイトルであり、その後10年以上続くシリーズの雛形となりました。慣性を活かしたプラットフォームアクションは今なお色褪せず、お宝を集めるゲームループは記憶以上に中毒性があります。
Fortified Zoneは、今回の中ではややマイナーなチョイスと言えます。1991年にジャレコから発売されたトップビューのアクションゲームで、2人のキャラクターを切り替えながら軍事基地に潜入します。堅実な作りではありますが、「サブスクリプションの特典として無料で遊べる」という枠組みで楽しむのが適したタイトルでしょう。
料金プランの区分が示すもの
今回のアップデートで重要なのは、ゲームそのもの以上にその提供形態です。すべてのSwitch Online加入者がゲームボーイの3タイトルを遊べる一方で、Dr. Mario and Puzzle Leagueは「追加パック」限定となっています。このプランはSwitch 2におけるゲームキューブタイトルの解禁にも対応しており、レトロゲームを重視するプレイヤーにとって、上位プランの存在感はますます無視できないものとなっています。
任天堂がこの段階的なプランモデルを採用しているのは、Switchのライフサイクルが終盤に差し掛かる中で、加入者を上位プランへ誘導する狙いがあるのは明らかです。発売から9年以上が経過した現行ハードの生産終了が近づく中、プレミアムなオンライン機能の拠点としてSwitch 2への移行が加速しています。
任天堂が依然として抱える課題
毎月の配信で4タイトルという数は妥当に聞こえますが、未配信のタイトルと比較すると話は別です。NES、SNES、Nintendo 64のライブラリには依然として膨大な欠落があり、配信ペースも長年安定していません。サービス料を支払っている加入者が、任天堂が提供可能なコンテンツと実際に提供されているコンテンツの間に大きな隔たりがあると感じるのは当然のことです。
今月の追加タイトル、特にWario Landは非常に良いチョイスです。しかし、2本の比較的マイナーなタイトルを含む計4本というラインナップでは、根本的な不満を解消するには至りません。
プレイヤーにとっての現状
通常プランのSwitch Online加入者であれば、Wario Landだけでもプレイする価値は十分にあります。90年代初頭のターン制RPGが好きなら、The Sword of Hope IIもチェックしてみるべきでしょう。Fortified Zoneは、好奇心を満たすための作品です。
「追加パック」加入者は、Dr. Mario and Puzzle Leagueという2本分のお得なボーナスがある分、今回のアップデートの恩恵をより大きく受けています。任天堂のレトロゲームライブラリがプランを跨いで拡大し続ける中、どのタイトルを遊ぶべきか迷った際は、信頼できるゲームガイドを活用して効率的に情報を集めるのがおすすめです。

