Steam Machineの盛り上がりを追いつつ、Steam Controller発売時の混乱が繰り返されるのではないかと不安を感じていたプレイヤーの皆さんに、少し安心できる情報をお届けします。
ValveのSteam Controller再販ページ内のコードから、今後発売されるSteam Machineには、すでに発表済みの2種類のストレージ容量だけでなく、計4種類の購入オプションが存在することが判明しました。また、同コードには、Steam Machineの発売時にSteam Controllerと同様の転売対策が導入される可能性も示唆されています。

Steam Controller発売時の経緯
背景を整理しておきましょう。2026年5月4日に発売されたSteam Controllerは、30分足らずで完売しました。転売ヤーが在庫を買い占めた結果、転売サイトには$100のコントローラーが$300で出品される事態となりました。これに対しValveは迅速に対応し、その後の再販では登録制のキュー(待機列)を導入。1アカウントにつき1台までの購入制限を設け、2026年4月27日以前に少なくとも1回の購入履歴がある、健全なSteamアカウントであることを条件としました。
この再販システムには新たなストアインフラが必要でしたが、そのインフラ内にSteam Machineに関する記述が埋め込まれていたのです。
4つの購入オプション、残る2つは不明
ValveはすでにSteam Machineの構成として512GBと2TBの2モデルを確定させています。これらはリークされたコードにある4つのSKUのうち2つを占めています。残る2つは未確認ですが、最も可能性が高いのは、各ストレージ容量のモデルに新しいSteam Controllerを同梱したバンドル版でしょう。
両製品が互いに補完し合うよう密接に設計されていること、そして当初は同時発売が予定されていた可能性が高いことを考えれば、この推測は理にかなっています。ただし、Valveから公式な発表があったわけではないため、あくまでリークコードに基づいた有力な推測として捉えてください。
512GBという問題
現実的な話をすると、2026年の基準では512GBでは不十分です。『Forza Horizon 6』はPC版で約160GBに達し、『Call of Duty』シリーズは250GBに迫ります。大作ゲームを3本インストールするだけで、他の作業をする前にストレージが一杯になってしまうでしょう。
多くのプレイヤーにとって、2TBモデルの方がはるかに合理的です。512GBと2TBの中間に1TBモデルがあれば、2TB版に課されるであろうプレミアム価格を避けつつ、実用的な選択肢となるはずです。これが謎のSKUに含まれているのか、それとも単なる期待に過ぎないのかは現時点では不明です。
Valveが公開したハードウェアスペックに基づくと、全モデル共通のコア構成は16GB DDR5 RAM、8GB GDDR6 VRAM、そしてセミカスタムのAMD製CPUおよびGPUとなっています。
Steam Machineの転売対策
Steam MachineがSteam Controllerの転売対策キューシステムと同じコードインフラに現れたことは、発売時に同様の保護策が適用される可能性が高いことを示唆しています。ただし、具体的にどの制限が採用されるかは不明です。Steam Controllerの再販時にValveが用いた「過去の購入履歴」によるフィルタリングは転売ヤーには有効ですが、Steam Machineが新規PCプレイヤーの入り口として位置づけられていることを考えると、少々奇妙な障壁とも言えます。
1アカウントにつき1台までの制限はほぼ確実でしょう。キューシステムやアカウント履歴の要件がそのまま適用されるかどうかは、発売日までにValveが明確にする必要があります。
Valveのハードウェアラインナップの詳細や、それが皆さんの環境にどのような意味を持つかについては、最新のPCおよびコンソールハードウェアニュースを網羅した当サイトのゲーミングガイドをご覧ください。
Valveのハードウェア戦略の全体像
Steam Machineは、2026年におけるValveの唯一のハードウェア戦略ではありません。4つのSteam Machine SKUが明らかになった同じコードには、Valveが開発中のVRヘッドセット「Steam Frame」への言及もありました。両製品とも年内の出荷が予想されており、これまで独自のペースで動いてきた同社にとって、極めて重要なハードウェア攻勢となるでしょう。
Steam Machineの価格や発売日は未定です。Steam Controller発売時の経緯を踏まえれば、Valveは今回こそ完璧なローンチを目指すはずです。今年後半の盛り上がりに向けて、Valveのハードウェアエコシステムに関する最新情報は、当サイトのゲームレビューセクションで随時更新していきますので、ぜひチェックしてください。








