Slipgate Ironworksは、Tempest Risingにおける謎多き第3の勢力Vetiの専用キャンペーンが、有料拡張パックThe Veti's Wrathとして今年後半に登場することを正式に発表しました。本拡張パックでは全11ミッションのシングルプレイヤーキャンペーンが追加されます。現在Steamでは体験版が配信されており、製品版のリリースに先駆けてキャンペーンの一部をプレイすることが可能です。

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存在しながらもプレイ不可能だった勢力
Tempest Risingのローンチ時、ゲームには戦火に包まれた未来の地球で争う3つの勢力が存在していました。GDFとTempest Dynastyにはそれぞれ充実したシングルプレイヤーキャンペーンが用意されていましたが、Vetiにはそれがありませんでした。彼らはコンピュータ専用の勢力として、古代の不可解な脅威として背景に君臨していたのです。Slipgateは以前からVetiがいずれプレイアブルになることを示唆しており、開発チームはベータブランチでマルチプレイヤーへの統合テストを行ってきましたが、シングルプレイヤーに関する疑問は残されたままでした。
重要なのは、この答えが無料のコンテンツアップデートではなく、有料の拡張パックという形になった点です。Vetiのキャンペーンがベースゲームのアップデートとして追加されると考えていたプレイヤーにとって、この違いは大きな意味を持ちます。
The Veti's Wrathの収録内容
この拡張パックでは、ベースゲームのGDFおよびTempest Dynastyのキャンペーンと同等のボリュームとなる、全11のキャンペーンミッションが提供されます。序盤のミッションはVeti勢力のチュートリアルとして設計されており、他の2勢力とは全く異なるメカニクスを段階的に習得できるようになっています。
Vetiは古代エジプトを彷彿とさせる独特の美学を持っており、そのプレイスタイルにもそれが反映されています。彼らの運用を定義する2つのコアメカニクスは以下の通りです。
- Conversion(転換):倒した敵兵士を「enlightened(覚醒者)」へと変え、死者をユニットとして蘇生させる能力。
- Sacrifice(生贄):enlightenedユニットをリソースとして消費し、建造物のアップグレードやその他の恩恵をアンロックする能力。
これは、GDFやTempest Dynastyのリソース収集と建築を繰り返すリズムとは一線を画す、全く新しいゲームループです。Vetiは従来のRTSの勢力というよりも、全11ミッションを通じて解き明かす「パズル」のような存在と言えるでしょう。
今すぐ体験版をプレイ
現在配信中のTempest Rising体験版には、Vetiの最初の2ミッションに加え、GDFとTempest Dynastyの序盤2ミッションが収録されています。これにより、既存のプレイヤーは直接的な比較が可能となり、新規プレイヤーは購入前に3勢力の特性をしっかりと把握することができます。
まだTempest Risingをプレイしたことがない方にとって、これは絶好の入り口となります。本作は古典的なCommand & Conquerのフォーミュラを色濃く受け継いでおり、シングルプレイヤーを単なるおまけではなく、メインコンテンツとして真摯に作り込んでいる数少ない現代のRTSタイトルです。戦略的な思考と多様なプレイスタイルが求められるRiftstormのようなゲームを楽しめる方なら、Tempest Risingはプレイする価値のある一作です。
今後のプレイヤーへの影響
The Veti's Wrathのリリース日は「今年後半」とされており、正確な日付や価格は未定です。Slipgateはこれを単なる小規模なコンテンツパックではなく、ベースゲームのローンチ時と同等のボリュームを持つ本格的な拡張パックとして位置づけています。
Vetiが未完成の要素のように感じられ、ゲームから離れてしまったRTSファンにとって、この拡張パックはそのギャップを直接埋めるものとなるでしょう。すでにマルチプレイヤーをやり込んでいるプレイヤーにとっても、Veti勢力が追加費用なしでベースゲームに追加されるという判断は非常に適切です。
体験版は現在Steamで配信中です。複雑な勢力メカニクスの攻略法を知りたい方は、当サイトのゲーミングガイドで様々なタイトルの戦略ヒントをチェックしてみてください。The Veti's Wrathの体験版は、本作があなたが待ち望んでいたRTSかどうかを確かめるのに最適な機会となるはずです。








