「100万本突破」と、Rebel Wolvesはソーシャルメディアで発表しました。そのタイムスタンプがすべてを物語っています。発売から48時間足らずでの達成です。
The Blood of Dawnwalkerは9月3日にPC、PS5、Xbox Series X/Sで発売され、9月5日には全世界での累計販売本数が100万本を突破したことをスタジオが確認しました。4年前には存在しなかったスタジオによる完全新規IPとしては、極めて異例の好スタートといえます。
新しいスタジオ、確かな実績
Rebel Wolvesは、『The Witcher 3: Wild Hunt』のディレクターを務めたKonrad Tomaszkiewicz氏によって2022年に設立されました。The Blood of Dawnwalkerは同スタジオのデビュー作であり、その随所に『The Witcher』のDNAを感じ取ることができます。プレイヤーは、昼は人間、夜は吸血鬼という二つの顔を持つCoenを操作し、Unreal Engine 5で構築された14世紀ヨーロッパを舞台にしたダークファンタジーのオープンワールドを冒険します。ゲームの核となる緊張感は、ゲーム内時間で30日という厳しい制限時間にあり、Coenの家族を救うためのあらゆる決断がこのシステムに左右されます。
特筆すべきは、ほとんどの新規IPが発売2日以内に100万本を売り上げることはないという点です。これほどの初動の勢いは、通常、長年の需要が蓄積された既存のフランチャイズに見られるものです。Rebel Wolvesは設立間もないスタジオであり、The Blood of Dawnwalkerには頼るべき既存のファンベースもありませんでした。この数字は、Tomaszkiewicz氏の実績がRPGプレイヤーから絶大な信頼を得ていることを示唆しています。
発売の勢いと初期の課題
この100万本というマイルストーンは、発売直後のいくつかの不具合を抱えながら達成されました。Steam DeckやWindows搭載の携帯型ゲーミングPCでのパフォーマンスは、プレイアブルな状態を維持するために大幅な妥協が必要であり、また、Nexus Modsで最もダウンロードされているファイルが、ゲームの核となるサバイバルメカニクスと競合していると報告されています。しかし、いずれの問題も発売週末の購入の勢いを鈍らせることはなかったようです。
Rebel Wolvesはプラットフォーム別の販売内訳を公開していないため、PCとコンソールの比率は不明です。本作はGOGでも販売されており、Steamやコンソール以外のストアフロントも加わっています。
すでにプレイしているユーザーの間では、本作は高く評価されています。ハイエンドPC環境で1440pにて18時間以上プレイしたというコミュニティからの報告もあり、序盤を過ぎてもプレイヤーを惹きつけるコンテンツの質が維持されていることがうかがえます。The Blood of Dawnwalkerのクリア時間について、標準的なプレイから完全踏破までどの程度かかるのか気になる方もいるかと思いますが、その答えはプレイスタイルによって大きく異なります。
数字が示す真の意味
48時間足らずで100万本という記録は、オリジナルIPとしては異例の快挙です。比較対象としてよく挙げられるのは『The Witcher 3』で、2015年の発売から2週間で400万本を売り上げました。しかし、同作には前作までの2作品によるファンベースがありました。一方、Dawnwalkerにはそれがありません。
重要なのは、Rebel Wolvesが初挑戦でそのコンセプトを証明したという点です。スタジオは今後成長するための商業的な基盤を確立し、30日という制限時間メカニクスは、フランチャイズとして展開するのに十分な独自のアイデンティティをゲームに与えています。発売後のパッチで携帯型デバイスのパフォーマンス問題やMODの競合が解消されるかどうかが長期的なプレイヤー数に影響するでしょうが、発売期間としてはすでに十分な成果を上げています。
これからプレイを始める方は、コンソールの設定から回復メカニクスまで、Coenの二面性を持つサバイバルループに慣れるための情報が網羅されたBlood of Dawnwalker攻略ガイドをぜひチェックしてください。








