オーストラリアのWeb3ゲームスタジオVirtually Humanは、同社の競馬ゲーム「Zed Run」が6年の歴史に幕を下ろすと発表しました。この決定は、コミュニティ内の緊張状態が続く中、アセット価値が下落している状況を受けてのものです。同ゲームは2月28日にサービスを終了し、プレイヤーベースにとって重要な節目を迎えることとなります。
Zed Championsの紹介
Virtually Humanは、今回のサービス終了を「終わり」ではなく「転換」と位置づけています。同スタジオは、異なる設計思想を持つ新たなWeb3ゲームプロジェクト「Zed Champions」を立ち上げます。プレイヤーは「Zed Run」のサービス終了後1ヶ月間、リワードバッジの請求、購入、取引を行うことができます。これらのバッジは「Zed Champions」に引き継がれ、新しい馬を獲得するための資格を得るために使用されます。ただし、「Zed Run」の馬のNFTは引き継がれないため、プレイヤーは厩舎をゼロから再構築する必要があります。

Web3 Game Zed Run Shuts Down to Launch Zed Champions
100,000ドルの賞金プールを懸けた「Zed Run」最後のイベント
同スタジオは、「Zed Run」の最後を飾るサンセットイベントを開催します。プレイヤーは1週間単位のシーズンを通じて、XPの倍増、リーダーボードの順位争い、エンゲージメントポイントの獲得が可能です。フィナーレとなるのは、2月26日から28日まで開催される3日間の「Sunset Stakes」イベントで、100,000ドル相当のZEDトークンの賞金プールが用意されています。これが、ゲームがオフラインになる前の最後の競技機会となります。
このサービス終了は、コミュニティから大きな反発を招いています。NFTホルダーやベテランプレイヤーはSNS上で不満を露わにしており、一部では今回の移行を「スキャム(詐欺)」や「ラグ(持ち逃げ)」と呼ぶ声も上がっています。怒りの焦点となっているのは、多くのプレイヤーにとって多額の投資対象であった馬のNFTが引き継がれない点です。Virtually Humanは前向きな姿勢を崩しておらず、「これは始まりに過ぎません……約束します、2025年はZEDにとって最高の年になるでしょう」と宣言しています。







