
概要
『Just Cause™ 3』は、独裁者Di Ravello将軍の鉄の拳によって支配された地中海の架空の共和国、Mediciを舞台に、Rico Rodriguezが暴れ回るアクションゲームです。ミッションは至ってシンプル。島中の町や基地、前哨基地を解放し、独裁政権のインフラを破壊し尽くすことです。本作が記憶に残る名作である理由は、その「過程」にあります。Avalanche Studiosが作り上げた400平方マイルもの広大な遊び場では、あらゆる問題を「独創的かつド派手な破壊」で解決できるのです。
このオープンワールドは海底から空までシームレスに広がっており、それは文字通りの意味です。Ricoはジェット機からスカイダイビングし、崖からBASEジャンプで飛び降り、海へダイブする。これらすべてを数秒で切り替えることができます。この圧倒的な垂直方向の移動こそが、地面を這うような移動が中心の一般的なオープンワールドアクションゲームと『Just Cause™ 3』を分かつ最大の特徴です。本作では、空もまた武器庫にある銃器と同じくらい重要なツールなのです。

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ゲームプレイとメカニクス:『Just Cause™ 3』の遊び方とは?
ゲームの核となるのは「解放」です。Mediciの各地域には破壊可能なオブジェクトで満たされた軍事施設があり、それらを破壊することでレジスタンスに支配権を取り戻すことができます。言葉にすれば単純ですが、その「実行方法」こそが本作の醍醐味です。Ricoのツールキットには以下が含まれます:

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- マルチテザー機能付きグラップリングフック
- 空中移動用のウィングスーツ
- 迅速な展開を可能にするパラシュート
- 乗り物の完全ハイジャック
- 空爆要請
マルチテザー・グラップリングフックこそが、本作の個性を決定づける要素です。燃料タンクを兵士に繋いだり、ヘリコプターを監視塔に繋いだり、敵の乗り物同士を繋ぎ合わせたりと、プレイヤーの工夫次第で連鎖的な破壊を生み出すことができます。同じ基地解放でも二度と同じプレイにはならず、このメカニクスこそが、主要メディアで10点満点中8点から9.5点という高評価を獲得した理由です。
世界観と舞台:Mediciとは?
Mediciは、地中海のバカンスが壊滅的な形で台無しになったかのような、太陽が降り注ぐ島国です。海岸沿いの町、山岳要塞、工業地帯、刑務所施設がマップ全体に点在しており、それぞれが独自のビジュアルを持っています。ストーリー自体はサンドボックスの壮大さに及ばないかもしれませんが、この舞台設定は破壊活動の背景として十分な魅力を放っています。
Di Ravello将軍は、Bavariumという謎の鉱物を求めるという、悪役として申し分ない動機を持っています。物語は意図的に薄く設計されており、次の爆発を正当化するための装置として機能しています。これは欠点というより、本作が何を優先しているかという正直な表明と言えるでしょう。

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コンテンツとリプレイ性
メインキャンペーン以外にも、『Just Cause™ 3』には乗り物、戦闘、移動に関連する数十のチャレンジミッションが用意されており、リーダーボードでスコアを競うリプレイ要素も充実しています。「XXL Edition」には、「Air, Land and Sea Expansion Pass」に加え、「Weaponized Vehicle Pack」、「Explosive Weapon Pack」、「Reaper Missile Mech」、「Kousavá Rifle」が同梱されており、メカ戦闘、Sky Fortress襲撃、Bavarium Sea Heistといった追加コンテンツが、ただでさえ膨大なゲームボリュームをさらに底上げしています。
これらの拡張コンテンツは、ゲームプレイを大きく変化させます。「Mech Land Assault」では重力銃を装備したメカに搭乗でき、「Sky Fortress」ではジェットパックと巨大な空中要塞を破壊する楽しさが追加されます。これらは単なる見た目の変更ではなく、移動や戦闘の選択肢を広げ、サンドボックスの可能性をさらに押し広げるものです。

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影響とレガシー
『Just Cause™ 3』は、物語の密度よりもプレイヤーの表現を優先するオープンワールドゲームという、特定のカテゴリーにおいて確固たる地位を築いています。グラップリングフック、ウィングスーツ、パラシュートを組み合わせた移動システムは、後の多くのゲームにおける移動の自由度に影響を与えました。また、その破壊モデルは、現在でもジャンル内で最も満足度の高いものの一つとして高く評価されています。その移動システムと破壊メカニクスは、今なお本作を唯一無二のオープンワールド・アクションサンドボックスたらしめているのです。







