
概要
『Murky Divers』は、ストラスブールを拠点とするスタジオEmbersが開発した協力型ダイビングホラーゲームです。2024年12月12日にPC、PlayStation 5、Xbox、Nintendo Switch、およびEpic Games Storeでリリースされました。その前提は、一見するとブラックユーモアに満ちています。雇用主である企業が海底施設で行っていた実験が失敗し、その「後始末」をするクルーが必要になったのです。そのクルーとは、あなたと最大15人のプレイヤーたち。装備を整えて深海へ潜り、暗闇に潜む何かがあなたを「次の実験体」と見なす前に、死体を回収して潜水艦へと運び出さなければなりません。
本作は、非常にユニークな立ち位置にあるゲームです。『Lethal Company』が「失敗続きの仕事」をテーマにした協力型ホラーの需要を証明しましたが、『Murky Divers』は廃墟となった月ではなく、水没し、水圧で押しつぶされそうな海底研究所を舞台にすることで、独自のニッチを切り開いています。緊張感を生み出しているのはモンスターだけでなく、環境そのものです。視界は限られ、大人数でのプレイではコミュニケーションも混乱しがち。そして、常にタイムリミットが迫っています。
ゲームプレイとメカニクス
『Murky Divers』のコアとなるループは、共有の潜水艦から行う連携ダイビングです。プレイヤーは放棄された施設へと向かい、役割を分担し、失敗した実験の死体や証拠を回収し、深海を徘徊するクリーチャーに仲間を奪われることなく潜水艦へと帰還しなければなりません。本作は最大16人のオンラインマルチプレイに対応しており、グループの連携次第でカオスな状況が劇的に変化します。

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主なメカニクスは以下の通りです:
- 潜水艦の操縦とクルーの連携
- 死体の回収と証拠の隠滅
- モンスターの回避と高圧環境下でのサバイバル
- 限られた視界とリソース管理
- 協力的なタスクの分担

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PS5版ではDualSenseのハプティックフィードバックとアダプティブトリガーを活用しており、何かが近づいてきた時の緊張感に触覚的な深みを与えています。ホラー体験において、こうした物理的なフィードバックは単なるおまけではなく、非常に効果的な演出となっています。
世界観と設定
本作において、海底という舞台設定が大きな役割を果たしています。海面下の放棄された研究所には、地上のホラーゲームではなかなか再現できない独特の恐怖があります。水圧、暗闇、そして人間が長居すべき場所ではないという感覚。Embersはその雰囲気を徹底的に追求しており、遭遇する深海クリーチャーも、ありきたりなモンスターを配置しただけではなく、この世界に属しているかのような説得力があります。

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自らの過ちを隠蔽しようと必死な企業のために働くというストーリー設定は、説教臭くなることなく、ダークな風刺としてのエッジを効かせています。あなたは後始末のクルーです。ここで何が起きたのか、それが間違っていることも知っています。それでもやるのです。それが仕事ですから。
『Murky Divers』は大人数で遊ぶ価値があるか?
PlayStation版は$9.99という価格設定で、友人を誘って購入するハードルも低くなっています。PS Storeでは100人以上のプレイヤーから5段階中4.69という評価を得ており、非常にポジティブに受け入れられています。ESRBのレーティングはMature 17+(血、ゴア、暴力表現あり)となっており、その内容に妥協はありません。

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『Lethal Company』を遊び尽くしたグループや、ジャンプスケア(驚かせ要素)よりも持続的な恐怖を求める協力型ホラーファンにとって、『Murky Divers』は手頃な価格で、かつ大人数でプレイするたびに違った体験が楽しめる、非常に魅力的なタイトルです。死体回収という協力プレイと深海サバイバルホラーの組み合わせは、一度ハマると抜け出せない独自のフックを持っています。






