ブラジルのレーティング審査機関が、任天堂が守りたかった秘密をうっかり公開してしまったようです。未発表のMetroid新作が、ブラジル司法・公安省のデータベースに登録されていることが判明しました。タイトルはMetroid Ravenousで、Nintendo Switch 2向けソフトとしてリストアップされています。このことから、本作の開発は確実であり、2026年のリリースを視野に入れている可能性が高いと考えられます。雰囲気重視の2Dアクションゲームや、Ritual of Ravenのようなダークな冒険がお好きなプレイヤーにとって、本作は要注目のタイトルとなるでしょう。

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レーティングから判明した事実
ブラジルのリストにはタイトルだけでなく、重要な背景情報も含まれていました。ブラジルのジャーナリスト、Felipe Lima氏によると、レーティング審査に使用された資料には約41分間のゲームプレイ映像が含まれていたとのことです。これは、単なる将来のプロジェクトに向けた書類申請ではなく、開発がかなり進行していることを示唆しています。推奨年齢区分は12歳以上となっており、その理由として暴力表現(武器、流血、死)および軽度の性的コンテンツが挙げられています。これは2021年に発売されたMetroid Dreadが確立したトーンと一致します。
これは非常に重要なディテールです。リリースまで何年もかかるようなタイトルのために、レーティング機関がわざわざプレイ映像を確認することは通常ありません。
なぜRavenousがDreadの続編と言えるのか
サブタイトルが多くのことを物語っています。「Ravenous(貪欲な、飢えた)」という言葉には、ホラーを連想させる強い響きがあります。Metroid Dreadは、EMMIの存在や、ゲームを通じて追い詰められていくサムスの状況など、そうした雰囲気を強く押し出していました。このタイトルは、寄生生物であるメトロイドそのものや、新たな敵対勢力を指しているのかもしれません。あるいは、Dreadの物語を経てサムスが置かれた状況を表現している可能性もあります。
Metroid Prime 4: Beyondは、開発難航の歴史を経て2025年に発売されました。任天堂がこれほど短期間で別の3Dタイトルを投入する可能性は低いでしょう。Primeチームとは別に開発されている2Dの続編であれば、このスケジュール感とも合致します。
MercurySteamの関与について
ここで気になるのが開発元です。MercurySteamは『Metroid: Samus Returns』と『Metroid Dread』の両方を手掛けており、Ravenousの開発担当として最も有力な候補です。しかし、同スタジオは近年厳しい状況にあります。Dreadの開発後、職場環境に関する深刻な告発が相次ぎ、1日10時間の強制労働や、有給休暇を取得したスタッフの解雇などが報じられました。直近のリリースである『Blades of Fire』も商業的に振るわず、人員削減を余儀なくされています。
MercurySteamがRavenousの背後にいるのか、それとも任天堂が全く別のチームを起用したのかは、現時点では確認されていません。レーティング情報にも開発元の名前は記載されていません。
混迷を極める2026年のリリーススケジュール
任天堂はすでに2026年に『Zelda: Ocarina of Time』のリメイクを予定しています。もしMetroid Ravenousが同じリリース枠に入れば、近年の任天堂の中でも特に豪華なラインナップの年となるでしょう。業界全体のスケジュールも状況を複雑にしています。Grand Theft Auto 6が11月19日に発売されることが決定しており、多くのタイトルが従来の秋のリリース枠を避ける動きを見せています。
もしRavenousが実在し、2026年を目指しているのなら、任天堂は他のタイトルに埋もれない隙間を見つける必要があります。幸いなことに、Metroidシリーズは適切な間隔を空けてリリースすれば高いパフォーマンスを発揮する傾向があり、Dreadは本作が依然としてメインストリームで通用する魅力を持っていることを証明しました。
任天堂は今回のリストについてコメントしていません。現時点では、今後のNintendo Directの発表に注目しておきましょう。レーティング審査がこれほど進んでいるタイトルが、未発表のまま長期間放置されることは稀だからです。それまでの間、Nintendo Switch 2のラインナップを網羅した私たちのゲームガイドもぜひチェックしてみてください。








