発売から1週間が経過し、IO Interactiveが手掛けるボンドのオリジンストーリーは、早くも正真正銘の商業的ヒット作の様相を呈しています。007 First Lightは全プラットフォーム合計で推定2.2 million本のセールスを記録しており、発売から24時間以内に1.5 million本を突破しました。
マイルストーンを支える数字
これらの数値は、今週初めに開催されたSonyのState of Playのライブ配信を受けて、Alinea AnalyticsのRhys Elliot氏がゲームのパフォーマンスを分析したものです。注目すべき統計として、007 First Lightは5月だけでPS5版が1 million本を売り上げ、同月のPS5ソフト販売数でトップとなりました。そのうち80 percent以上がデジタル版であり、これは今年の新作タイトルにおけるPlayStationのデジタル販売比率の傾向と一致しています。
2.2 million本の合計におけるプラットフォーム別の内訳は、PS5が55.1 percent、Steamが33.1 percent、Xbox(コンソール、Windows、クラウドの合計)が11.8 percentとなっています。収益面では少し異なる傾向が見られます。現在までに推定$150 millionの収益のうち、PlayStationが60.5 percent、Steamが27.6 percent、Xboxが12.9 percentを占めています。販売本数と収益シェアの乖離は、地域ごとの価格設定の違いや、コンソールユーザーの1トランザクションあたりの支出額の高さが反映された結果と言えます。
プレイヤーの所在地
単純な数字以上に興味深いのが、地理的な内訳です。007 First Lightのプレイヤー全体の3分の2以上が北米または西ヨーロッパを拠点としています。しかし、Steamに限って言えば、これらの地域からのプレイヤーは半数以下です。中国がPCプレイヤーベースの約17.3 percentを占めており、これは西洋のIPが必ずしも同じ反応を得られるとは限らない市場において、ボンドというフランチャイズへの強い関心を示唆する大きな割合です。
2.2 millionという数字は実売本数のみを表しており、小売店での未販売在庫はこの合計に含まれていません。
PS5プレイヤーは販売本数よりも収益面で大きなシェアを占めていますが、これはSteamの地域別価格設定の柔軟性に比べ、コンソール版の価格が主要な西洋市場で高めに設定される傾向があるためです。
IOのボンド戦略への影響
IO Interactiveは、007 First Lightの発売後のコンテンツ計画として、TacSimのアップデートやDLCなどをすでに発表しており、プレイヤーがキャンペーン終了後も長く遊び続けられる環境を提供しています。同スタジオはボンドやHitmanのユニバースとは別のプロジェクトにも取り組んでおり、チームは多忙を極めているようです。
重要なのは、007 First Lightが、ライセンスゲームの評価が分かれやすい市場でリリースされたという点です。1週間で2.2 million本を売り上げ、推定$150 millionの収益を上げたことは、ほとんどのライセンスタイトルが到達できないポジションにあります。IOがこれを機に続編を制作するのか、あるいはDLCを通じてFirst Lightのユニバースを拡大するのかは不明ですが、商業的な基盤はすでに確立されています。
これからプレイを始める方やストーリーを進めている方は、007 First Lightの攻略ガイドで「Licence to Kill」メカニックやガジェットの選択、戦闘のタイミングなどを確認し、ゲームを最大限に楽しみましょう。ストーリーの深掘りや結末については、007 First Lightのエンディング解説で、最終幕でボンドに何が起こるのかを詳しく解説しています。








