想像してみてください。Pearl Abyssが誇る広大なオープンワールドの真ん中で、Kliff(『Crimson Desert』の主人公)が、岩や虫、剣の破片、そしてゲーム内で絶えず手に入るあらゆるアイテムでポケットをパンパンにしている姿を。そんな彼にも、ようやくそれらを収納する場所ができました。
Pearl Abyssは『Crimson Desert』のパッチ1.02.00を配信しました。今回の目玉は、プライベートストレージの容量の大幅な拡張です。Greymane campのアップグレード状況に応じて、ストレージの上限が従来の240スロットから最大1000スロットまで引き上げられました。
新しいストレージ上限の仕組み
最初から1000スロットすべてが解放されるわけではありません。Pearl Abyssはキャンプの進行度に合わせて拡張を段階的に行っており、Greymane campが第5段階(最終ティア)に到達するまで、アップグレードごとに約100スロットずつ増加します。最終段階に到達すると、そこからさらに360スロットが追加され、合計で1000スロットとなります。
これまでキャンプのアップグレードに励んできたプレイヤーにとっては、その努力が報われる嬉しい変更と言えるでしょう。まだ進めていないプレイヤーにとっても、進行のモチベーションとなるはずです。
パッチ1.02.00はMac版を除く全プラットフォームで配信中です。Mac版のアップデートについては現在準備中であることをPearl Abyssが認めています。
プレイヤーの声がもたらした改善
この修正は突然決まったものではありません。フォーラムやRedditでは、インベントリの圧迫に対するプレイヤーからの不満が日に日に高まっており、冒険を続けるために泣く泣くアイテムを捨てるしかないという声が上がっていました。Pywelのファンタジー世界には収集品や虫、鉱石、様々な戦利品が溢れており、240スロットという上限は、オープンワールドを遊び尽くすプレイヤーの収集欲を満たすには明らかに不十分でした。
中には、持ち物を減らすためにKliffに虫を食べさせていたプレイヤーもいたようです。これほどまでにインベントリの空き容量に追い詰められていたことが、上限設定の低さを物語っています。
Pearl Abyssの対応は迅速でした。数日前に不満の声が大きく上がったばかりですが、すでに修正が反映されています。
パッチ1.02.00のその他の変更点
ストレージの拡張が最大のトピックですが、今回のアップデートには他にも知っておくべき変更が含まれています。新たなオプションとして、Kliffの頭装備を非表示にする設定が追加されました。戦闘中以外、あるいはカットシーン中のみ非表示にするといった切り替えが可能です。小さなQoL(クオリティ・オブ・ライフ)の改善ですが、キャラクターの見た目にこだわっているプレイヤーにとっては重要な要素です。
また、リリース時の操作感を好むプレイヤーのために、移動操作を当時の設定に戻すトグル機能も追加されました。操作性についてはリリース初日から議論の的となっていたため、一律の強制ではなくプレイヤーに選択肢を与えるという判断は妥当と言えるでしょう。
その他、リリース以来報告されていた不具合の修正も行われています。
そして、一部のプレイヤーにとって最も重要かもしれない追加要素として、Pearl Abyssはゲーム内の猫専用の新しいアーマーセットとヘルメットを実装しました。『Crimson Desert』で話題の「Loafy Cats」の動向を追っているプレイヤーにとっては、見逃せない変更点です。
継続的なアップデート体制
『Crimson Desert』は、操作性やゲームテンポに関して初期プレイヤーから厳しい意見が寄せられるなど、複雑なスタートを切りました。しかし、序盤を乗り越えたプレイヤーが増えるにつれ、Steamでの評価は85%のポジティブなレビューを獲得するまでに上昇しました。開発チームはリリース以来、移動に関するバグや操作性、そして今回のインベントリ制限など、プレイヤーの要望に応える形で着実にアップデートを重ねています。
本作は約400万本を売り上げ、推定2億ドルの収益を上げており、Pearl Abyssには改善を続けるためのリソースとモチベーションが十分にあります。パッチ1.02.00は、開発チームがプレイヤーの不満にしっかりと耳を傾けていることの証左と言えるでしょう。
変更点の全リストについては、『Crimson Desert』公式サイトのパッチノートをご確認ください。リリース後のゲームの進化を追いたい方は、当サイトの最新ゲームニュースをチェックしてください。その他のコンテンツはこちら:








