『Final Fantasy XIV Evercold』の最新情報が、さらに興味深い展開を見せています。ベルリンで開催されたファンフェスティバル(欧州会場)の基調講演にて、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹(よしP)氏が登壇し、次期拡張パッケージで追加される2つの新ジョブのうち、最初の1つを発表しました。それが、中世風のプレートアーマーに両腕の銃火器を組み合わせたタンクジョブ、Bastionです。
左手に盾、右手に銃。それを両腕に装備するスタイル。Bastionは、まさにFFXIVのプレイヤーたちが「えっ、どういうこと?」と驚き、話題にせずにはいられないような発表となりました。
これまでに判明したBastionのプレイフィール
ベルリンの基調講演で公開された『Evercold』のトレーラーでは、Bastionが実際に動く様子が初めて披露されました。特筆すべきは、従来のタンクのようにその場に踏みとどまって攻撃を受けるだけではないという点です。映像からは、近接距離での盾による打撃と、中距離からの射撃を組み合わせる様子が確認でき、状況に応じてアグレッシブな近接攻撃と、少し距離を取った立ち回りを使い分けられるジョブであることがうかがえます。
そのビジュアルデザインは、ハイファンタジーなプレートアーマーと、明らかに機械的な要素が融合したもので、FFXIVのタンクジョブとしては初の試みです。これまでのナイト、戦士、暗黒騎士、ガンブレイカーは、いずれもファンタジーやダークファンタジーの枠組みにしっかりと収まっていました。Bastionはそこから一歩横に踏み出し、全く異なるデザインの領域に足を踏み入れた印象を受けます。これは、「『Evercold』で追加される2つの新ジョブは、既存のアーキタイプ(型)をなぞるものではなく、ファイナルファンタジーシリーズとして完全新規のジョブになる」という吉田氏の以前の約束とも合致しています。
その雰囲気から察するに、かなりの火力を叩き出すジョブになりそうです。
吉田氏のTシャツのヒントを読み解く
コミュニティでは、数週間前からこの発表に関する考察が盛り上がっていました。アナハイムで開催されたファンフェスティバル(北米会場)で、吉田氏は『新生エオルゼア』の敵キャラクターであるRhitahtyn sas Arvinaがプリントされ、「guess who's back(誰が戻ってきたか当ててみて)」というキャプションが添えられたTシャツを着て登場しました。その画像が、憶測の波を巻き起こしたのです。
ファンはすぐにこれをタンクジョブと結びつけました。盾と銃を組み合わせたユーザー(結果的に的中)という予想から、拡張パッケージが北欧神話をテーマにしていることや、Rhitahtyn sas Arvinaの名前がルガディン語で「審判者」を意味することから、ハンマーを使うのではないかといった複雑な考察まで、様々な意見が飛び交いました。当時、吉田氏自身も「すでに両方の新ジョブを正しく予想しているファンがいる」と認めていましたが、当然ながら、どの予想が正解かについては明言を避けていました。
1つ目のジョブが判明、残るはあと1つ
DPSロールとなる2つ目の新ジョブについては、依然としてベールに包まれたままです。スクウェア・エニックスはその発表をファンフェスティバル(日本会場)まで温存するようです。吉田氏が各地域のイベントで計画的に情報を小出しにしていることを考えると、日本会場での発表時にも同様のトレーラーが公開されることが期待されます。
ジョブの考察に夢中になるあまり多くのプレイヤーが見落としがちですが、『Evercold』の新ジョブがいずれもシリーズにとって「完全新規」であることは非常に重要な意味を持ちます。FFXIVは歴史的に、ジョブを追加する際に過去のファイナルファンタジーシリーズのジョブの歴史を参考にしてきました。『黄金のレガシー』のヴァイパーやピクトマンサーも新鮮な追加要素でしたが、『Evercold』はその方針を転換するのではなく、さらに推し進めるつもりのようです。
『Final Fantasy XIV Evercold』は2027年1月に発売予定です。拡張パッケージに向けて現在判明しているすべての情報や、ゲームの現状を確認したい場合は、FFXIV パッチ7.4「Into the Mist」コンテンツガイドにて、最新のレイド、ダンジョン、ジョブ調整などを網羅しています。Final Fantasy XIV Online ガイドの全コレクションも、拡張パッケージのリリースに備えてブックマークしておく価値があるでしょう。








