Bungieは『Marathon』の最新パッチを配信しました。このパッチは、他のエクストラクションシューターではあまり見られない試みを導入しています。それは、ランクモードへの参加資格を、プレイヤーがどれだけのリスク(装備)を背負う覚悟があるかに直結させるというものです。
ランクマッチのキューはまだ解放されていませんが、パッチによってゲーム内にカウントダウンが設置され、システムの詳細が明らかになりました。ネタバレをすると、単なる勝敗によるラダーシステムよりも複雑な仕組みになっています。
すべての出撃に意味を持たせる「バイイン」
ランクマッチのキューに参加するには、ロードアウト価値のしきい値を満たす必要があります。これは単なる形式的なものではありません。つまり、実際に装備を失うリスクを負って出撃しなければならず、カジュアルプレイとランクプレイを明確に差別化する要素となっています。
一度参加すれば、BronzeからPinnacleまでのランクを駆け上がることになり、各ティアは3つのサブディビジョンに分かれています。ランクを上げるには、持ち込んだ装備とは別に、出撃中に獲得した戦利品の価値が一定額に達した状態で無事に脱出(エクストラクト)しなければなりません。ランクが高くなるほど、脱出時の目標値も高くなります。
重要なのは、脱出前に目標値に達しなければ進行度はゼロになるという点です。さらに、脱出に失敗すれば進行度は減少します。どちらの結果も異なる痛みをもたらしますが、これこそがランクマッチのエクストラクションに通常のマッチとは異なる緊張感を与えています。

Ranked buy-in loadout screen
ワイルドカードとなる「Holotag」
すべてのランクプレイヤーは、目標戦利品スコアに加算される特殊アイテムHolotagを所持しています。これにはレアリティがあり、レアなタグほど脱出目標達成への貢献度が高くなります。
ここでポイントとなるのが、ロビーにいる他のプレイヤーも全員これを所持しているという点です。他のランナーを倒してHolotagを奪うことは、目標達成への近道となります。これにより、PvPは単なるオプションではなく、戦利品を地道に集めるか、他のプレイヤーを狩るかという、戦略的な決断を迫る要素へと変化します。
Holotagのレアリティは、スコアへの貢献度に直結します。排除したプレイヤーから奪った高レアリティのタグは、ランク昇格を大幅に加速させます。
この緊張感こそが『Marathon』の本質と言えるでしょう。ここでは「ルート(戦利品集め)」と「シューティング」は別々の活動ではなく、どちらも同じ目標へと繋がる道なのです。
コスメティック、シーズン、そして未確定要素
ティアのマイルストーンに到達すると限定のコスメティックがアンロックされます。Bungieが明言した重要な点は、これらの報酬はマイルストーンに初めて到達した際に付与されるということです。PinnacleからDiamondに降格しても、Pinnacleのコスメティックは保持されます。一部の報酬は即座に配布されますが、それ以外は『Marathon』のシーズン終了時に配布されます。
まだ不明な点も残っています。ランクマッチでどのマップがローテーションされるのか、例えばPerimeterや新たに追加されたCryo Archiveが含まれるのかは確認されていません。また、3人編成のスクワッドが必須なのか、ソロやデュオでのプレイがサポートされるのかも不明ですが、ゲーム内のガイドにはクルーで協力して戦利品を集めるという記述があります。なお、ランクマッチのキューをアンロックするには、アカウントレベル25に到達し、すべてのファクションと出会っている必要があります。
このロードアウトのバイイン(参加コスト)メカニズムは、倉庫整理の役割も果たします。装備を溜め込むだけで使わずにいたプレイヤーにとって、ランクモードはそれを変える非常に強力な動機付けとなるでしょう。
土曜日に実装
ゲーム内のカウントダウンに基づくと、ランクモードは今週土曜日の5PM GMTに実装されます。初日のラッシュに備えて、ランナーたちは装備を整える短い猶予期間があることになります。
ランクマッチに挑む前に連携プレイの感覚を掴みたいプレイヤーのために、現在はリスクの低いウォームアップとして実験的なデュオモードも利用可能です。モードの実装に関する最新情報は、公式Marathonサイトをチェックしてください。その他の情報もぜひご確認ください:







