PlayStation Networkが利用できない132カ国にお住まいの場合、Marvel Tōkon: Fighting SoulsはPC版のローンチ時に購入可能なタイトルとして表示されない可能性があります。ソニーはSteam版をプレイするプレイヤーに対し、PSNアカウントの連携を必須としているようで、その要件によりPSNが展開されていないすべての地域が自動的にアクセス不可となっています。

予約特典としてGTA+の1ヶ月サブスクリプションが付属します。
GTA 6の予約受付中
Helldivers 2で裏目に出た同様の施策
重要なのは、ソニーが過去にも同様の対応をとっているという点です。2024年、Helldivers 2はPC版のローンチ時にPSNアカウントの連携を必須とし、PSNが実際に利用可能な約70カ国に販売地域を制限しました。これに対するプレイヤーからの反発は迅速かつ深刻なもので、ソニーは数ヶ月のうちに方針を完全に撤回するに至りました。この撤回は、大手プラットフォームホルダーによる異例の公的な譲歩でした。
今回、Marvel Tōkon: Fighting Soulsが2026年8月7日にPS5、Steam、Epic Games Storeで発売されるにあたり、同じ方針が復活しているようです。本作のSteamストアページには、オンラインプレイにはインターネット接続とPlayStationアカウントが必要である旨の注釈が記載されています。その文言と、SteamDBのデータで本作が132カ国でブロックされているという事実は、状況を明確に物語っています。
実際に影響を受ける地域
ブロック対象の国々は決して小さな市場ではありません。PSNが利用できない地域はアフリカ、中東、アジアの大部分をカバーしており、ナイジェリア、ジンバブエ、エジプト、パキスタンなどがその代表例です。これらの地域には、成長を続ける熱心なゲーミングコミュニティが存在しており、Marvelブランドの主要な格闘ゲームへのアクセスを初日から遮断することは、商業的にも評判の面でも重大な決断と言えます。
132カ国という数字は、地域の販売状況を追跡する本作のストアパッケージデータに基づいています。この数字は世界の国々の過半数を占めており、アクセスできる国よりもアクセスできない国の方が多いことを意味しています。
なぜソニーはこれを繰り返すのか
その正当な理由として考えられるのはクロスプレイです。PCアカウントをPSNに連携させることで、ソニーはSteamプレイヤーとPS5プレイヤー間での統合されたマルチプレイヤー環境を運用可能になります。これは2026年の格闘ゲームにおいては標準的な機能です。クロスプレイは非常に有用であり、ソニーにはその体験の中心に自社のネットワークを据えたいという構造的な狙いがあります。
ここで重要なのは、技術的な目的自体は合理的であるという点です。問題なのはその実行方法です。オプションのクロスプレイ機能ではなく、PSNを「必須のゲート」として要求することが、ネットワーク機能を地域的な排除へと変えてしまっているのです。
タイミングが示すソニーの現状
この状況は、ソニーにとってすでに厳しい週に発生しました。同社は最近、2028年1月以降にPlayStationの物理ディスクの生産を停止することを認めましたが、これは物理的な所有を好むプレイヤーから批判を浴びました。一度撤回した方針を、同じニュースサイクルの中で再び強行するのは大胆な選択です。
Marvel Tōkon: Fighting SoulsのSteamページは、ブロックされている地域を含め、世界中で閲覧およびアクセスが可能です。対象地域に住むプレイヤーはゲームを確認することはできますが購入はできず、これが単なる地域ブロックよりも大きなフラストレーションを生んでいる可能性があります。
8月7日までにプレイヤーがすべきこと
対象外の地域にお住まいで、ローンチ当日に購入を検討されている方は、まずオープンベータをチェックすることをお勧めします。Marvel Tōkon: Fighting Souls オープンベータガイドでは、日程や時間、プレイ可能な全キャラクターを網羅しており、何を期待すべきかが明確になります。また、ローンチに向けた確定キャラクターの全リストを確認したい場合は、Marvel Tōkon: Fighting Souls キャラクター全リストガイドにて、Year 1 DLCパスの内容を含め、現時点で判明しているすべての情報を確認できます。
ソニーが方針を明確化、あるいは撤回する猶予は8月7日までです。Helldivers 2での前例を考えると、その猶予期間は見た目以上に短いと言えるでしょう。








