011NINEが手掛けるソロ開発のサイコロジカルホラーRPG『Money Under the Bed』の無料体験版が、現在Steamにて配信中です。ベッドの下を覗くことさえ躊躇してしまうような、そのコンセプトだけでも十分に引き込まれる作品です。
本作の設定は非常にシンプルでありながら、心底不気味です。あなたは道端にある謎の石像に金銭的な悩みを打ち明けます。すると翌朝、ベッドの下にはコインの入った瓶が置かれています。条件なしの「タダ金」。しかし、そこには間違いなく「代償」が伴います。

予約特典としてGTA+の1ヶ月サブスクリプションが付属します。
GTA 6の予約受付中
お金を使うことで何が起こるのか
本作のポイントは、瓶からお金を使うたびに、生活環境が不可解な形で悪化していく点です。アパートはより暗く、荒廃していきます。トランプを握りしめた巨大な手がどこからともなく現れ、見知ったはずの隣人は、より奇妙で不気味な住人へと入れ替わっていきます。お金を使えば使うほど、あなたの世界は『Silent Hill』をプレイしたことがある人ならすぐにピンとくるような、異様な光景へと変貌していきます。
本作の核となる緊張感は、そのお金が現実的かつ使用可能であるという点にあります。スナックを買うこともできれば、友人にお金の使い道を相談することも可能です。友人たちはそれぞれ異なる意見を持っており、それによって物語の展開が分岐します。もちろん、一切手をつけないという選択肢もあります。この選択は重要であり、お金をどう扱うかによって、ゲームには5つの異なるエンディングが用意されています。
一つの道徳的問いに基づく5つのエンディング
この分岐構造こそが、『Money Under the Bed』のリプレイ性を高める要素となっています。自由にお金を使うか、慎重に使うか、あるいは友人に相談するか、はたまた一切触れないか。それぞれの選択が物語を異なるルートへと導きます。超自然的な奇妙さの裏側で、本作は「説明のつかないお金が手に入ったとき、人はどうなるのか」という率直な問いをプレイヤーに投げかけます。
こうした構成により、本作はジャンプスケア(驚かせ要素)に頼るホラーよりも、サイコロジカルホラーに近い仕上がりとなっています。RPGという形式で表現するのが難しい、環境の劣化や道徳的な曖昧さを通じて、じわじわと恐怖を積み上げていく作品です。
ソロ開発、2027年の目標、そして体験版の内容
011NINEが開発からパブリッシングまでを一人で手掛けており、スクリーンショットから伝わる環境ストーリーテリングの完成度は非常に高いです。体験版では、アパートが変容する序盤のメカニクスや、友人との会話の一部を体験でき、製品版を購入する前に意思決定のループを試すことができます。
戦闘よりも雰囲気を重視するアクションゲームやホラーRPGのファンであれば、数時間プレイする価値は十分にあります。2027年のリリースまではまだ時間がありますが、こうした体験版は小規模な開発者がローンチに向けてウィッシュリストを伸ばすための重要な手段です。もしコンセプトに興味を持たれたなら、Steamのウィッシュリストに追加することで、リリースに向けたゲームの認知度向上を直接サポートできます。
あらゆるジャンルのゲーム情報やゲーミングガイドについては、今後も続々と登場するインディーホラータイトルと併せて、当サイトをぜひチェックしてください。








