『NASCAR 25』をプレイしていて、AIが激しいクラッシュの後でもそのまま走り続けることに不満を感じていたプレイヤーにとって、待ち望んでいた瞬間が近づいています。iRacingは、NASCAR 26の発売日を2026年9月18日に決定しました。上位版であるGold Editionの購入者は、発売に先駆けて3日間のアーリーアクセスが可能となります。また、本日公開された開発者ダイアリーでは、プロデューサーのMatt Lewis氏とクリエイティブ・ディレクターのMike DeVault氏が、今作の新たな変更点について詳しく解説しています。

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トラック表面の変化が意味するもの
目玉となる新機能は、動的トラック表面(ダイナミック・トラック・サーフェス)です。レースウィークが進むにつれてレーシングライン上にラバーが乗り、トラックの挙動やグリップ力が徐々に変化していきます。これはシミュレーションの細かな要素に聞こえるかもしれませんが、戦略面では大きな意味を持ちます。理想的なラインにグリップが乗る一方で、トラックの外側は「グリーン(未走行状態)」のままとなるため、週末の早い段階では存在しなかった新たなライン取りやオーバーテイクのチャンスが生まれるのです。
こうした表面の進化は、ハイエンドなシムレースでは長年定番となっており、『NASCAR 25』ではその欠如が目立つポイントでした。『NASCAR 26』でこの要素が導入されたことで、セッションごとの進行が深まり、プラクティスや予選の重要性がより実感できるはずです。
『NASCAR 25』ファンが求めていた2つの修正
トラック表面の改善に加え、開発チームは『NASCAR 25』の稼働期間を通じて寄せられた2つの具体的な不満点に対処しました。1つ目は、ロードコースのトラックリミット判定が厳しすぎた問題です。iRacingは判定基準を緩和し、不当なペナルティを減らしました。そして2つ目は、より多くのプレイヤーが待ち望んでいた「AIカーのリタイア」の実装です。
『NASCAR 25』では、レース中に何が起きてもAIは走り続けていました。たとえ大規模な多重クラッシュに巻き込まれても、何事もなかったかのように周回を重ねていたのです。『NASCAR 26』ではAI DNFが導入されたことで、実際のレース同様に、フィールドの脱落が反映されるようになります。
Lewis氏はダイアリーの中でこう語っています。「これらはQoL(クオリティ・オブ・ライフ)の改善です。全体から見れば小さな要望かもしれませんが、私たちがコミュニティの声に耳を傾けていることの証明でもあります。」
言葉にすれば些細なことですが、その意味は重大です。シミュレーションの信頼性は細部に宿るものであり、これらの修正はプレイヤーの没入感を削いでいた要素を的確に解消しています。
単独モードとなった「Chase」の重要性
『NASCAR 26』には、10ラウンドのChaseが完全に独立したモードとして収録されます。Lewis氏の説明はシンプルです。好みのフィールドを設定し、最後の10レースだけをプレイできるというものです。プレーオフのドラマを体験するために、フルシーズンを走り抜く必要はありません。
フルキャリアモードに時間を割くことなく、チャンピオンシップのChaseにおける緊張感を楽しみたいプレイヤーにとって、これはまさに求めていた答えです。短時間のセッションでも遊びやすく、かつNASCARの実際のポストシーズンのフォーマットを忠実に再現したモードとなっています。
9月まで楽しめるスポーツゲーム
『NASCAR 26』は9月18日にPC、PS5、Xbox Series Xで発売されます。この夏、すでにスポーツシムにどっぷり浸かっているなら、スポーツゲームとして『NHL 26』もチェックしておく価値があります。発売と同時に最高のスタートを切りたい方は、『NHL 26』のベスト設定ガイドを参考に、初日から最適な環境を整えておきましょう。
『NASCAR 26』の完全なゲームプレイ映像は来週公開予定です。動的トラック表面が実際にどのように動き、どのような感触なのか、より明確になるはずです。







