RiotがLeague of Legends MMOを「Grail quest」と位置づけ

PAX WestにてRiotのMarc Merrill氏がLeague of Legends MMOを「Grail quest」と表現。2XKOの開発中止を受け、ファンの間では慎重な見方が広がっている。

Eliza Crichton-Stuart

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Concept Art from LEGENDS OF RUNETERRA by RIOT GAMES : r/loreofleague

Riot Gamesが初めてLeague of LegendsのMMOを発表してから、6年近くが経過した。これまでトレイラーの公開も、ゲームプレイの披露も、リリース時期の発表も一切ない。あるのは、経営陣が時折口にする「プロジェクトは継続している」という趣旨のコメントだけだ。その最新のコメントが今週開催されたPAX Westで飛び出したが、Riotの共同創設者兼共同会長であるMarc Merrillがこのプロジェクトに確信を持っていることは伝わったものの、その表現はファンが期待していた安心感とは少し異なるものだったかもしれない。

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PAX WestでのMerrillの発言内容

Kinda Funny GamesのGreg Millerとのパネルディスカッションにおいて、Merrillはリリース日について単刀直入に質問された。それに対して彼は具体的な回答を避けた。代わりに彼が語ったのは次のような内容だ。「社内では冗談めかしてこれを『Grail(聖杯)』と呼んでいる。なぜなら『クソくらえだ、多くの勇敢な騎士たちがこのGrail questで命を落とすことになるだろう』といった具合だからだ。だが、クソくらえだ、これはGrailなんだ。だから突き進むしかない」

彼はこのMMOを「価値あるクエスト」と位置づけ、Riotはプレイヤーの「希望と夢」を理解しており、成功するかどうかはチームがそれを実現できるかどうかにかかっていると付け加えた。「未来は信じられないほど明るいと思う」と彼は締めくくった。

問題はここだ。この発言にはタイムラインも、機能リストも含まれていない。共同創設者が自社のゲームを、歴史的にそれを追い求めた者すべてを破滅させてきた伝説の遺物になぞらえたのだ。このメタファーが非常に正直なものなのか、それとも極めて不適切な選択なのか、インターネット上では様々な意見が飛び交っている。

ファンが手放しで喜べない理由

オンライン上の反応は迅速かつ辛辣だった。ここには背景がある。つい先月、RiotはLeague of Legendsをベースにした格闘ゲーム2XKOについて、1月の低調なスタートを受け、12月をもって積極的な開発を終了すると発表したばかりだ。Riotの声明では「プレイヤーが十分に定着しなかった」ことを認め、「実行可能な未来」を見出せなかったとしている。

これはLegends of Runeterraと同様の経緯をたどっている。2024年、Riotは同カードゲームについて「ローンチ以来、開発とサポートにかかるコストが収益を大幅に上回るという財務的課題に直面している」と認め、PvEモードに注力するためにチームを縮小した。

Runeterraユニバースのプロジェクトが2つも、わずか数年のうちに縮小または終了に追い込まれた。そして今、最も期待されているプロジェクトが「騎士が命を落とすクエスト」と表現されている。コミュニティの信頼が必ずしも高くない理由は明白だろう。

ソーシャルメディア上の反応は、率直なものから諦めに近いものまで様々だ。あるユーザーは「リリースされたばかりの格闘ゲームを潰したばかりじゃないか。MMOに対してどうやって信頼を持てというんだ?」と指摘した。また別のユーザーは「WoWやFFXIVを合わせたほどのプレイヤーベースがないからといって、リリースから半年でサービス終了させないことを祈るよ」と警告した。

Riotがプロジェクトを放棄していないことを示す兆候

Merrillを擁護するならば、このMMOには確かな才能が集まっている。今年初め、RiotはWorld of Warcraftのベテラン開発者を新たにチームに迎え入れた。これは、水面下で開発が進行していることを示唆する、MMO業界の有力人材の採用というパターンを継続している。Merrill自身も以前、「次なる偉大なMMO」を作ることはRiotにとって「これまで以上にコミットしている」目標であると述べている。

こうした局面で多くのプレイヤーが見落としがちなのは、MMOの開発サイクルは非常に過酷だという点だ。このようなプロジェクトは、コンセプトからローンチまで10年かかるのが通例である。沈黙が必ずしも死の宣告を意味するわけではなく、Grailというメタファーも、不器用ではあるがRiotが挑んでいる規模の大きさを反映している。Runeterraを舞台にしたフルスケールのMMOを構築し、World of WarcraftやFinal Fantasy XIVと競合させることは、決して小さな賭けではない。

問題は、Runeterra関連の野心的なプロジェクトに対するRiotの最近の実績が、そうした好意的な解釈を難しくしている点だ。2XKOもLegends of Runeterraも、ユニバースの主要な拡張として位置づけられながら、静かに撤退していった。MMOはそれらよりもはるかに大きな投資が必要なプロジェクトであり、Riotが今回はより慎重になっているのか、それとも失敗した際のダメージがより深刻になるのか、そのどちらとも取れる状況だ。

現在の状況

リリース日はなく、公開されたゲームプレイもない。あるのは、コンベンションのパネルで共同創設者がそれを「Grail」と呼び、過去2年間で他の2つのRiotプロジェクトが打ち切られるのを見てきたファンベースが存在するということだけだ。

重要なのは、Merrillのコメントが「無」ではないということだ。プロジェクトが現在も存続しており、社内で優先順位が維持されており、経営陣が本心から語っているものであることは確認できた。しかし、確信と実行は別物であり、現時点でRiotはMMOの分野において、その片鱗すら見せていない。

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お知らせ

更新済み

9月 9日 2026

投稿済み

9月 9日 2026

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