
概要
Game Freakが開発し、The Pokémon Companyから2016年11月18日に発売された『Pokémon Sun』は、Nintendo 3DS向けに登場しました。4つの熱帯の島々を舞台にした本作は、シリーズの構造を大きく変える転換点となりました。伝統的なジムリーダーを巡る冒険に代わり、キャプテンやしまキング・しまクイーンが監修する「島めぐり」が導入され、単なるバトル以上の試練がトレーナーたちに課されるようになったのです。
本作は発売時点で9言語に対応しており、メインシリーズとしては初めて繁体字・簡体字中国語がサポートされました。このようなアクセシビリティの拡大は、20周年を迎えたPokémonフランチャイズがどれほど大きく成長したかを物語っています。

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ゲームプレイとメカニクス
『Pokémon Sun』の核となるのは、1996年以来シリーズが磨き上げてきたターン制RPGのループです。Pokémonを捕まえ、チームを編成し、トレーナーを倒し、やがて地方最強の挑戦者たちと戦う。本作で変化したのは、そのループを取り巻く構造です。

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『Pokémon Sun』の主要なメカニクス:
- 伝統的なジムに代わる「島めぐり」の試練
- バトル中一度だけ放てる強力な「Zワザ」
- ひでんマシンに代わる移動手段「ポケライド」
- 過去のPokémonを再解釈した「アローラのすがた」
- 野生のPokémonが助けを呼ぶ「乱入バトル」
「ポケライド」は、控えめながらも非常に優れたクオリティ・オブ・ライフの改善です。Pokémonにひでんマシンを覚えさせて技スロットを犠牲にする代わりに、特定のライドPokémonを呼び出して水上を渡ったり、岩を砕いたり、場所間を飛行したりできます。これにより、チーム編成をすっきりと保ち、ゲームのテンポも向上しています。

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アローラ地方の魅力とは?
アローラ地方はハワイ諸島をモチーフにしており、Game Freakは過去の地方以上にその世界観を徹底的に作り込んでいます。4つの主要な島にはそれぞれ明確な個性があり、「島めぐり」という構造のおかげで、次のバッジを目指して急ぐのではなく、各島でじっくりと時間を過ごすことができます。
「アローラのすがた」は、今世代で最も素晴らしいアイデアの一つです。キュウコンがこおり・フェアリータイプに生まれ変わったり、ガラガラがほのお・ゴーストタイプになったりする姿は、長年のプレイヤーに驚きと喜びを与えてくれます。これらは単なる色違いではありません。タイプや覚える技、デザインに至るまで、すべてが緻密に考え抜かれています。
悪の組織「スカル団」は、これまでの犯罪シンジケートとは一線を画す存在です。彼らの動機はより個人的なものであり、その美学は、ロケット団やフレア団とは異なる、どこか哀愁漂うギャングのような雰囲気を醸し出しています。
革新とユニークな機能
Zワザは今世代の目玉となるメカニクスです。各Pokémonのタイプに対応したZワザが存在し、特定のPokémonには専用のZワザも用意されています。バトル中に一度しか使えないため、連発するのではなく戦略的な使いどころが求められます。演出はあえて大げさに作られており、そのトーンはアローラのキャラクター主導の物語と見事にマッチしています。

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「フェスサークル」は、オンライン交流のための「PSS(プレイヤーサーチシステム)」に代わる機能です。ここでは他のプレイヤーと交換やバトルをしたり、ミッションに挑戦したりできます。以前のゲームよりもソーシャルな空間が密になっていますが、メニュー構造には少し慣れが必要かもしれません。
コンテンツとやり込み要素
『Pokémon Sun』の殿堂入り後のコンテンツとして、「バトルツリー」が用意されています。ここでは、過去の主人公キャラクターたちが登場するなど、ますます手強くなる相手と戦うことができます。シリーズおなじみのエンドゲーム形式ですが、アローラ図鑑のおかげで、周回プレイごとに新しいチームビルディングの可能性を探求できる楽しさがあります。
第7世代で新たに81種類のPokémonが登場し、リージョンフォームがさらなる多様性を加えたことで、アローラ図鑑は「いつも同じ安定したチームで攻略する」のではなく、試行錯誤を楽しみたいプレイヤーをしっかりとサポートしています。新しい持ち物や特性、タイプ相性の組み合わせがメタゲームを再構築しており、対戦志向のプレイヤーが求めるターン制戦略の奥深さも十分に備わっています。







