Xboxが3,200人の従業員を対象としたレイオフを発表してから2週間も経たないうちに、Bethesda Softworksは同社のフランチャイズの今後に関する声明を発表しました。その中でもFallout関連の情報は、非常にボリュームのある内容となっています。Fallout 3とFallout: New Vegasのリマスターが正式に発表されたほか、Obsidian Entertainmentが新たなFalloutプロジェクトの開発に復帰すること、そしてFallout 5が現在プリプロダクション(制作準備)段階にあることが明らかになりました。
これは1つの投稿で3つの大きな発表がなされた形であり、それぞれが単独でもヘッドラインを飾るようなニュースです。

予約特典としてGTA+の1ヶ月サブスクリプションが付属します。
GTA 6の予約受付中
Bethesdaの公式声明
「Falloutは現在、我々にとって最優先事項の1つです」とBethesdaは声明で述べています。「Fallout 5は長期的な目標であり、現在複数のFalloutプロジェクトが並行して開発中です」
ここで重要なのは「複数」という言葉です。これは単一のゲームの発表ではありません。Bethesdaは開発パイプラインを提示しています。リマスター版、Obsidianとの協業、2027年予定のFallout 3の前日譚となるFallout 76の拡張コンテンツRaven Rock、そしてスタジオの主力がThe Elder Scrolls 6の制作に注力する傍らでプリプロダクションが進められているFallout 5という構成です。
リマスター版やObsidianのプロジェクトにリリース日は設定されていませんが、現時点ではそれは大きな問題ではありません。特にNew Vegasに関しては、かつての開発者が「ソースコードやエンジニアリングのノウハウが不足しているため、リマスターは困難である」と公言していた経緯があるだけに、今回の正式発表は非常に大きな意味を持ちます。
Obsidianとの再タッグが意味するもの
BethesdaによるObsidianに関する発表の文言には注目すべき点があります。まずFallout 5について触れ、スタジオの大部分がElder Scrolls 6に集中していると説明した上で、別途次のように述べました。「長年の友人であるObsidian Entertainmentと再びタッグを組み、ウェイストランドはさらに拡大します。彼らが新しいFalloutプロジェクトで我々と協力していることを発表でき、嬉しく思います」
Fallout 5とは明確に区別された「新しいFalloutプロジェクト」という表現は、Fallout: New VegasがFallout 3に対してそうであったように、ナンバリングタイトルではない外伝的な作品になる可能性を強く示唆しています。New VegasのディレクターであるJosh Sawyer氏は、MicrosoftがAvowedの続編をキャンセルした後、Obsidianのプロジェクトを率いることになったと以前報じられていました。
特にNew Vegasのファンにとって、これは長年待ち望んでいたニュースです。派閥間の政治、道徳的な曖昧さ、そしてプレイヤーの選択がクエストに反映されるデザインを軸としたObsidianのFalloutに対するアプローチは、Bethesda自身のメインライン作品とは大きく異なるテイストを持っています。両スタジオが同時にシリーズに取り組むという状況は、これまで理論上は可能でも現実的には難しいと考えられていたため、まさに驚きの展開と言えます。
無視できない背景
Bethesdaは声明の中でXboxのレイオフについて直接言及していませんが、このタイミングでの発表は、そのニュースと切り離して考えることは不可能です。「チーム間の連携を深め、ゲームをより早くプレイヤーの皆様にお届けする」という発表の趣旨や、ZeniMax Online Studiosが今後Elder ScrollsフランチャイズにおいてBethesda Game Studiosと緊密に連携するという方針は、エキサイティングな構造改革というよりも、最近の削減で大幅に縮小されたチームの統合という側面が強く感じられます。
また、声明ではThe Elder Scrolls 6についても短く触れ、「続編を長くお待たせしていることは承知している」と認めました。これは控えめな表現ですが、少なくとも現状を認識していることは示されました。
こうした発表において多くのプレイヤーが見落としがちなのは、その裏にある意図です。Xboxブランドがレイオフによって深刻な評判の低下に直面している今、Bethesdaは明らかに安定性と勢いを示そうとしています。複数のFalloutプロジェクトの開発、Obsidianの復帰、リマスターの決定。これらのメッセージは、スタジオがダメージを受けていないことをアピールするものです。最終的な成果がその野心に見合うものになるかどうかは別の問題であり、答えが出るまでには数年かかるでしょう。
今のところ、Falloutコミュニティには近年で最も多くのプロジェクトが控えています。今後明らかになるであろうObsidianのプロジェクトやリマスターの詳細に注目しておくべきでしょう。それまでの間、リマスターの登場に備えてFallout 3のガイドコレクションでキャピタル・ウェイストランドを再訪したり、より広範なRPGゲームのハブをチェックして、待ち時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。








