The Blood of DawnwalkerのSteam実績リストが公開されました。開発元のRebel Wolvesは、全46個の実績を1回のプレイでコンプリートすることはできないと明言しており、非常に潔い姿勢を見せています。
同スタジオは、2026年9月3日の発売に先立ち、Steam上で実績の内訳を公開し、プレイヤーがどのような目標に挑むことになるのかを明らかにしました。リストは表示される実績25個と、隠し実績21個で構成されています。Rebel Wolvesは、実績の設計意図について、単なる作業的なチェックリストではなく、「ナラティブなサンドボックス体験を補完し、探索や試行錯誤を促すこと」にあると説明しています。
7つのカテゴリーと、明確なリプレイ性の追求
全46個の実績は、Combat Mastery(戦闘の極意)、Vampiric Progression(吸血鬼の成長)、Witchcraft Abilities(魔術スキル)、Exploration and Discovery(探索と発見)、Story Progression(ストーリー進行)、Character Development(キャラクター育成)、Inventory(インベントリ)という7つのグループに分類されています。この構成からは、Rebel Wolvesがプレイヤーにどのようなゲーム体験を求めているかが読み取れます。単にストーリーをクリアしたり、レベルキャップに到達したりするだけでは不十分です。特定のビルドや探索の節目、戦闘テクニックなど、プレイスタイルを確立することが求められる実績が用意されています。
重要な点として、The Blood of Dawnwalkerは「選択と結果」を重視したゲームデザインであるため、1回のプレイでは取得できない「排他的な実績」が存在することが開発者によって明言されています。これは、ニューゲームプラス(強くてニューゲーム)や複数回の周回プレイが、想定された体験の一部であることを示唆しています。
表示されている実績から読み解くゲーム性
公開されたリストの中で、興味深いデザインの実績がいくつか見受けられます。Better Safe than Sorryは、敵を「Burning Blood(燃える血)」で呪った状態で「Artery Strike(動脈攻撃)」を繰り出し、首を跳ね飛ばすというもので、ボタン連打ではなくスキルの組み合わせ(コンボ)を重視する戦闘システムであることがうかがえます。Untouchableは「パーフェクトブロック」を5回連続で成功させる必要があり、習熟が求められるスキルベースの防御メカニクスが存在するようです。
探索面では、すべての塔に登って周囲を偵察するBird's-Eye Viewや、Vale Sangoraの全村を訪問するTour Guide Trainingなどが確認できます。世界観は非常に密度が高く、これらは偶然達成できるようなものではなさそうです。
キャラクター育成の実績からは、奥深い成長システムがうかがえます。Level 50に到達するとGlass Ceilingが解除されるほか、Swordmastery(剣術)、Witchcraft(魔術)、Vampirism(吸血鬼術)の各ツリーには、それぞれ究極のパーク(Ultimate Perk)に関連する実績が存在します。1回のプレイですべてを取得するにはビルドを分散させる必要があるため、あえて実績が分けられているのでしょう。
隠し実績21個の正体はストーリー関連か
21個の隠し実績については、ストーリーの核心や分岐、終盤の展開に関わるものである可能性が高いでしょう。ナラティブ重視のRPGとしては妥当な判断です。Vale Sangoraで悪名(Infamy)を最大まで高める必要があるThrone of Thornsという実績からは、ストーリーに評判やアライメントのシステムが組み込まれており、それが重大な結果をもたらすことが推測されます。
また、The Blood of Dawnwalkerという実績はストーリーの完結に関連しており、本作のメインキャンペーンにはオープンエンドなループではなく、明確な結末が用意されていることが確認できます。
コンプリートを目指すプレイヤーへ:9月3日までに知っておくべきこと
通貨に関連する実績にも注目です。Smugglerは銀を売却して1000 denariiを稼ぐ必要があり、Miserは5000 denariiを貯め込む必要があります。これらは、単にクエストをこなすだけでなく、リソース管理を重視するプレイヤーに報酬を与える経済システムが存在することを示唆しています。
Shadow Roamerは、吸血鬼スキルを使用して1000メートル移動するという実績で、吸血鬼の能力を戦闘リソースとしてだけでなく、移動手段としても積極的に活用するよう促す設計となっています。
コンプリートを目指すプレイヤーにとって、複数回の周回プレイは推奨されるだけでなく、ゲームデザイン上ほぼ必須と言えます。発売が近づくにつれて公開されるBlood of Dawnwalkerの攻略ガイドをチェックし、どの周回でどの実績を狙うか、ビルドごとの戦略を練っておきましょう。








