Koei Tecmoが、コードネームProject Fujiと呼ばれる完全新作アクションIPを開発中です。本プロジェクトは、国内のエンターテインメント産業を支援・促進する日本政府の取り組みを通じて明らかになったもので、Project Fujiは外部支援の対象として選出されました。
プロジェクトに関する説明は、「オリエンタルな美学」と「アクションへの明確な注力」という簡潔なものに留まっており、現時点で確定している情報はこれだけです。

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「オリエンタルな美学」がFujiに意味するもの
Koei Tecmoは、数十年にわたりアジアの歴史的背景に基づいたゲームを数多く手掛けてきました。『Nioh』、『Wo Long: Fallen Dynasty』、『Dynasty Warriors』、『Samurai Warriors』、『Rise of the Ronin』など、その実績は枚挙に暇がありません。同社は、東アジアの歴史的な舞台設定と、システム重視のハイテンポなアクションを融合させるジャンルにおいて、圧倒的な地位を確立しています。
コードネームのFujiは、多くのプレイヤーにとって日本を象徴するランドマークを連想させるため、舞台設定は広範なアジア圏よりも日本に焦点を当てたものになる可能性があります。とはいえ、「オリエンタル」という言葉は非常に広義であり、封建時代の日本から古代中国、あるいはそれ以外の地域まで、あらゆる可能性を含んでいます。
こうした発表において多くのプレイヤーが見落としがちなのは、プロジェクトがまだ非常に初期段階にあるという点です。政府の支援プログラムに選ばれたからといって、すぐに発表があるわけではありません。これは、プロジェクトが組織的な支援を受けられるほど具体化していることを意味しますが、トレーラーが公開できる状態にあるのとは訳が違います。
歴史アクションゲームの激戦区
重要なのは、Fujiが既存フランチャイズの続編ではなく、完全新規のIPとして確認されている点です。このジャンルにおいてKoei Tecmoのカタログがすでに大きなシェアを占めていることを考えると、これは非常に興味深い動きです。
『Wo Long 2: Wings of Ember』はすでに発表されており、来年のリリースが予定されています。『Nioh 3』も現在開発が進行中です。さらに『Dynasty Warriors Origins』も今年初めに発売されました。このラインナップに歴史アクションタイトルをさらに追加することは、パブリッシャーが自社競合のリスクを負うのではないかという疑問を抱かせます。
しかし、Koei Tecmoはこれまでも複数のアクションフランチャイズを同時に展開しながら、互いの市場を食い合うことなく成功させてきました。『Nioh』と『Dynasty Warriors』のプレイヤー層は予想以上に重なりが少なく、デザインの方向性が十分に差別化されていれば、完全新規IPは新たな市場を切り拓くことができるでしょう。
今後の展開とタイミング
Fujiの発表時期として最も現実的なのは、『Wo Long 2』の発売後でしょう。Koei Tecmoは発表を重ねるよりもマーケティングサイクルをずらす傾向があり、新規IPには既存の続編のプロモーションに埋もれないための「呼吸するスペース」が必要だからです。
同社のアクションゲームファンにとって、Fujiは注目しておく価値のあるタイトルです。『Ninja Gaiden』や『Nioh』という実績を持つパブリッシャーが、新たな美的アプローチでゼロから何かを作り上げることには大きな可能性があります。「オリエンタルなアクション」が真に独自性のあるものになるのか、それともKoei Tecmoがこれまで何度も磨き上げてきたフォーマットの焼き直しに過ぎないのか、今後の動向が注目されます。
現時点では、Project Fujiはあくまで名前とジャンルの説明があるのみです。『Wo Long 2』の発売時期が近づくにつれ、Koei Tecmoからの続報に目を光らせておきましょう。それまでの間、同社のフランチャイズの動向を網羅したい場合は、今年最大の格闘ゲームの一つを扱ったFATAL FURY: City of the Wolvesのティアリストや、より広範なゲーム攻略ハブをチェックして、Fujiのニュースを待ちましょう。








