SNKはSteamにおける「NEO GEO Premium Selection」のラインナップを静かに拡充しており、今回新たに追加されたタイトルは、往年の格闘ゲームファンが待ち望んでいた作品です。同社は今週、1996年にNEO GEOで発売された格闘ゲームをPC向けに「reignited(再燃)」させたリマスター版、『The Path of the Warrior: Art of Fighting 3 R』を発表しました。現時点でリリース日は未定です。

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『Art of Fighting 3 R』の「R」が意味するもの
「R」は「reignited」の頭文字であり、SNKはこの呼称を用いることで、単なるROMの移植版ではないことを強調しています。本作はオリジナル版のプレイフィールを維持しつつ、2026年の環境でも快適に遊べるよう現代的な機能を実装したリマスター作品です。目玉となるのはロールバック方式のネットコードに対応したオンラインマルチプレイヤー機能であり、これまで本格的な対戦環境に恵まれてこなかった本作にとって、非常に大きな意味を持ちます。
機能リストには、基礎を磨きたいプレイヤーのためのVSモードやプラクティスモードも含まれています。重要なのは、ロールバック方式のネットコードというだけで、往年の格闘ゲームファンが注目するに値するということです。精密な入力を要求されるタイトルにおいて、ディレイ方式とロールバック方式のオンライン対戦の差は歴然としています。
KingとYuriがGlasshill Valleyのロースターに参戦
さらに大きなニュースは、キャラクターの追加かもしれません。『Art of Fighting』シリーズの中でも特に人気の高いKingとYuri Sakazakiの2名は、オリジナル版の『Art of Fighting 3』では使用できませんでした。この両名が、『Art of Fighting 3 R』にてプレイアブルキャラクターとして初登場します。
『Art of Fighting 3』は、Glasshill Valleyを舞台に、従来のトーナメント形式ではなく個々のストーリーを軸にしたキャラクター構成となっており、シリーズの中でも一際異彩を放つ作品として知られています。このラインナップにKingとYuriが加わることでロースターの力関係は大きく変化し、長年のファンにとっても、馴染み深い作品を改めてプレイする十分な理由となるでしょう。
SteamにおけるNEO GEO展開の一環
『Art of Fighting 3 R』は、往年のNEO GEOタイトルを新機能と共に現代のプラットフォームへ移植する、SNKの「NEO GEO Premium Selection」シリーズの一作です。オリジナルの『Art of Fighting』シリーズは1992年に始まり、『Fatal Fury』と並んで当時のSNKを象徴する格闘ゲームシリーズの一つです。
今回の発表がEVO 2026の開催時期と重なったのは偶然ではありません。SNKは格闘ゲーム界最大のトーナメントイベントに合わせて情報を公開する傾向があり、このタイミングでのリマスター発表は、最も関心の高い層へ直接アプローチする狙いがあります。
多くのプレイヤーが見落としがちですが、これらのNEO GEO Premiumシリーズは一貫して高いクオリティを維持しています。移植を担当するデベロッパーのCode Mysticsは、SNKのライブラリ移植において確かな実績を築いており、彼らが関与していることは技術的な完成度に対する良い兆候と言えます。
リリース日は未定のため、最新情報についてはSteamページをチェックしてください。格闘ゲームジャンルに関する詳細は、ゲーミングガイドハブにて、競技シーンの背景知識など幅広い情報を公開していますので、続報を待つ間の参考にしてください。








