The Wolf Among Usがついに現代のハード向けにアップグレードされます。TelltaleとPM StudiosはGamescomにて、The Wolf Among Us RemasteredがPS5、Xbox Series X/S、Switch、PC向けに10月29日に発売されることを正式に発表しました。発売日は今年初夏のSummer Game Fest以降から示唆されていましたが、今週のGamescomで公開されたトレーラーによって確定し、さらに注目すべき新要素としてNoir Modeの追加が明らかになりました。

リマスター版の主な新要素
本作は単なる解像度の向上にとどまりません。リマスター版では、ビジュアルの刷新、キャラクターや環境の表現の洗練、UIの全面的な見直し、アニメーションのアップグレード、オーディオの改善、そして全編にわたるパフォーマンスの最適化が行われています。オリジナル版のセルシェーディングによるアートスタイルはそのままに、現行ハード向けにシャープかつ再構築された映像体験が楽しめます。
最大の追加要素であるNoir Modeは、ゲームのカラーパレットをモノクロに変更する機能です。これは本作の雰囲気に非常にマッチしています。The Wolf Among Usは、1980年代のマンハッタンに潜伏するおとぎ話のキャラクターたちのコミュニティFabletownを舞台に、道徳的に複雑な保安官Bigby Wolfが殺人事件を追うという、ノワール探偵フィクションの要素を強く打ち出した作品です。カラーを排除することで、まるで古典的な探偵映画のような没入感が味わえます。また、設定からいつでも簡単に切り替えが可能です。
また、リマスター版ではオリジナル版のエピソード形式が統合され、一つの製品としてまとめられました。Faith、Smoke & Mirrors、A Crooked Mile、In Sheep's Clothing、Cry Wolfの全5エピソードが同梱されており、リリースを待つ必要や、クリフハンガーにやきもきすることなく、最後まで一気にプレイすることが可能です。
Fablesとの関連性と、今なお色褪せないストーリーの魅力
本作は、Bill Willinghamによるアイズナー賞受賞コミックシリーズ『Fables』を原作としています。主人公のBigbyはFabletownの保安官として、故郷を追われ人間社会に隠れて暮らすおとぎ話の住人たちの平和を守る任務に就いています。エピソード1の冒頭で発生した殺人事件をきっかけに、彼はより大きな陰謀に巻き込まれていくことになります。プレイヤーの選択は、Bigbyが容疑者や協力者、そして彼を頼る人々に対してどのように振る舞うかを決定づけます。
オリジナル版が際立っていたのは、単なる設定の面白さだけではありません。プレイヤーの選択が非常に重みを持って感じられる点にありました。尋問シーン、対立、そして道徳的な決断のすべてが、その後のエピソードに波及する結果をもたらします。2013年当時から評価の高かった鋭いシナリオは、今プレイしても全く色褪せていません。
今後の展望:2027年発売予定のWolf Among Us 2
今回のリマスターは単独のプロジェクトではありません。Summer Game Festにて2027年の発売が発表されたWolf Among Us 2に向けて、新規プレイヤーが物語を予習できるように設計されています。オリジナル版を未プレイの方や、2013年から2014年にかけて複数のデバイスでプレイし、現在は手軽に振り返る手段がなかったプレイヤーにとって、本作は最適な入り口となるでしょう。
このタイミングでのリリースは理にかなっています。10月下旬に洗練された完全版が発売されることで、続編の発売時期に向けてファン層を準備させることができます。Wolf Among Us 2の発売前に、BigbyやFabletown、そして選択システムに慣れておきたいプレイヤーにとって、今が絶好の機会です。
リマスター版のプレイに役立つ情報は、GAMES.GGのThe Wolf Among Us攻略ガイドコレクションをご確認ください。








