ビルドの承認期間が最大12営業日にまで長期化していることを受け、Valveは2026年11月4日、Steamのゲーム申請要件を改定しました。改定されたリリース前チェックリストは、再審査を余儀なくさせ、ゲームのローンチを遅らせる要因となっている基本的な技術的問題の解消を目的としています。
Valveの通常の審査目標期間は3~5日です。Steamworksのアナウンスによると、ここ数か月でストアページおよびゲームビルドの申請数が大幅に増加しており、度重なる再審査が現在の遅延の主な原因になっていると説明されています。
インディータイトルのローンチにもすでに遅れが発生
リリースを心待ちにしているプレイヤーにとって、承認のバックログ(未処理案件)はもはや単なる事務処理上の問題にとどまりません。Studio DaimonのFood Devilsは、10月12日にビルドを提出していたにもかかわらず、承認待ちのまま11月3日に予定されていたEarly Accessのローンチを見送ることになりました。
Wheel Make Itのパブリッシャーである2 Left Thumbsも、軽微な不備によるビルドの却下によってゲームが再び審査キューへと戻され、ローンチが遅延した事例を明かしています。
Cubic Earthのデベロッパーであるstructmiraは、審査待ちによる別の弊害についても言及しています。公開したトレーラーが60,000回以上の再生数を記録し、ウィッシュリスト登録数も6,000件を超えたものの、承認が保留されている間にゲームのSteamコミュニティページにはプレイヤーからの不満が募ることになりました。

また、ValveはゲームのSteamストアページで告知されている機能が、提出されたビルドに正しく実装されているかを確認するリマインダーも追加しました。
Valveは今後もビルド審査プロセスの改善を進めていくとしています。さらに、リリース前チェックリストのドキュメント拡充も継続し、デベロッパーが次回の申請前に要件をより簡単に確認できるようにする計画です。




