概要
Pathogenicは、Aberrant Labsが開発し、Slug Discoがパブリッシングを手掛ける2Dローグライク・ツインスティックシューターです。本作の主人公はなんと「寄生虫」。人体そのものが戦場であり、そして征服すべき標的でもあります。バトルはそのままキャラクタービルドへと直結。倒した細胞からオルガネラ(細胞小器官)を獲得して自らに移植することで、移動や攻撃のスタイルが刻一刻と変化していきます!
目的は宿主を感染させることですが、生き残るためには戦いながら寄生虫の能力を適応させていかなければなりません。細胞というテーマを単なる背景の味付けにとどめず、生物学的な器官の組み立てをアクションの中核に据えているのが本作の大きな魅力です。PathogenicはSteamにてWindowsおよびmacOS向けに配信されています。
寄生虫のビルドシステムとは?
Pathogenicのビルドシステムは、オルガネラを集めて寄生虫に移植していくカスタマイズが中心となっています。多彩な機能を持つ無数のパーツが登場し、キャラクターの強化はまさに「戦う生体組織」の構築そのもの!基本となる選択肢は主に4系統のオルガネラに分かれています。

- 鞭毛(Flagella):移動をサポート
- ミトコンドリア(Mitochondria):パワーを供給
- 分泌器官(Secretors):遠距離攻撃を可能にする
- スパイク(Spikes):近接戦闘を担当
最高にエキサイティングなのは、これらの機能をどう組み合わせるかという点です!SecretorsとSpikesが異なる攻撃手段を提供する一方で、FlagellaやMitochondriaはそれらを支える本体の機動力やパワーを底上げします。さらにオルガネラの効果は連鎖(チェイン)させることも可能!パーツ同士のシナジーを探求する奥深いビルド構築が楽しめます。拾ったパーツ単体の性能はもちろん、現在の生体組織とどのように噛み合うかが運命を左右します。

オルガネラの移植により、Pathogenicならではのモジュラーな寄生虫ビルドが実現します。

激しく抵抗する体内での戦い
立ちはだかるのはマクロファージやT細胞だけではありません。サナダムシや原生動物といったライバルとなる寄生虫たちも現れ、各臓器には手強いボスが待ち受けます!宿主の免疫反応だけでなく、体内に潜む他の生物までもが襲いかかる、微小世界ならではのユニークでスリリングな敵ラインナップが魅力です。
プロシージャル生成(自動生成)により、特徴的な臓器バイオームのルートが形作られます。枝分かれした肺の通路、心室が広がる心臓、神経ネットワークが張り巡らされた脳など、多彩な体内環境がプレイヤーを待ち受けます。ランダム生成と丁寧な手作り設計が融合し、単なる代わり映えのしないアリーナではなく、誰もが知る人体の各部位を舞台にしたリアルな臨場感を生み出しています。
細胞、敵、そして発射体に至るまでソフトボディ物理演算(柔軟体物理)が適用されています。このシミュレーションがバトル全体に生々しく有機的な表現をもたらし、アクションのダイナミックな動きをPathogenicの生物学的なテーマと見事に融合させています!
肺、心臓、脳など、それぞれ独自の環境で細胞レベルのバトルが繰り広げられます。

周回プレイで引き継がれる要素は?
プラスミドの破片を集めることで、寄生虫の「プラスミドツリー」を通じて永続的な強化を進めることができます。これらを集めれば、ランごとのオルガネラによるビルド構築に加えて、何度倒れても着実に強くなれる永続アップグレード要素が楽しめます。オルガネラの組み合わせがそのランでの戦闘能力を左右し、プラスミドのアップグレードが周回を重ねるごとの成長を担うという明確な役割分担がなされています。
Pathogenicは、この永続的な成長要素に、プロシージャル生成される環境と強力なシナジーを生み出すパーツ群を融合させています。周回を重ねながら寄生虫を強化し、移動と攻撃の新たな組み合わせを模索していくローグライクならではのリプレイ性は抜群!オルガネラが装備品となり、宿主の生体防御が立ちはだかる敵となる――細胞の世界という設定がゲームシステムに見事に落とし込まれた注目のタイトルです!

















