概要
Trees Hate Youは、帰り道がとんでもない大惨事へと発展していくインディーアドベンチャー・イライラ棒系(Rage)ゲームです。ピクニックを楽しんだ後、プレイヤーの前に立ちはだかるのは、帰り道を全力で妨害してくる森の木々たち。開発およびパブリッシャーを務めるTykennは、敵意に満ちた植物や命取りのサプライズ、そしてありふれたお出かけが木々との個人的な抗争へと変わっていくシュールなコメディをベースに本作を描き出しています。
目的はいたってシンプル、「無事に家に帰ること」。しかし、その難易度は一筋縄ではいきません。ルート上にはプレイヤーの不意を突くために設計された罠がこれでもかと散りばめられています。理不尽さをあえてゲーム性の一部として取り入れたTrees Hate Youでは、幾度となく死を繰り返しながら新たなトラップを発見し、リトライを重ねていくサイクルが楽しめます。仕掛けられたギャグを理解するには、まずその最初の犠牲者にならなければならないのです!
Trees Hate Youのゲームプレイは?
Trees Hate Youは、敵意に満ちたマップを攻略し、奇襲を巧みに回避しながら、力尽きたらリトライを繰り返すトラップ主体のRageゲームです。攻略のカギを握るのは、木を単なる「避けて通るべき障害物」として見るのではなく、森がどのようにプレイヤーをハメようとしてくるかを学習することにあります。

- トラップの回避と果てしないリトライ
- 敵意むき出しの木々との遭遇
- バラエティ豊かな複数のバイオームを巡る旅
- 集めて楽しい帽子のコレクション要素
このアプローチが重要なのは、Trees Hate Youがごく普通の景色そのものを脅威として扱っているからです。木がプレイヤーを直接攻撃してくることもあるため、一見何の変哲もないハイキングコースですら油断は禁物。観察力はもちろん大切ですが、トラップは「無害そうに見えるもの」に対するプレイヤーの思い込みすら見事に突いてきます。たとえ理不尽で挑発的なやられ方をしたとしても、その失敗は次のリトライに向けた貴重な情報となるのです。

危険なバイオームを巡るハイキング
Trees Hate Youの物語は、誰にとっても親しみやすいピクニックという小さなきっかけから始まります。壮大な遠征などではなく、ただ森を出ようとするだけでトラブルの幕が上がるのです。最初のステージを抜けた後も、旅は様々なバイオームへと続き、異なる環境の中で敵意ある植物たちがそれぞれの邪魔立てを仕掛けてきます。
雪景色での一幕は、周囲の環境がいかにトラップと融合しているかを如実に物語っています。雪だるまかと思いきや実は変装した木でプレイヤーの行く手を阻み、さらに近づいてくるプレゼント箱がすぐそばで爆発!おなじみの季節感あふれるオブジェクトがそのままトラップへと姿を変え、道端に立つ分かりやすい木の幹だけにとどまらない森の敵意を見せつけてきます。巧みなカモフラージュすらも、攻撃の一部なのです。

死屍累々の痛快コメディ
Trees Hate Youのユーモアは、プレイヤーが受ける災難の数々に宿っています。作中の攻撃手段の中には、木がキャラクターを銃で撃ってくるという衝撃的なものまであり、「森が侵入者を全力で排除したがっている」というコンセプトをストレートかつ過激にエスカレートさせています。のどかなハイキングと、殺傷能力全開の植物たちというシュールなギャップが、絶妙な笑いを生み出しているのです。

収集可能な帽子アイテムも、このトラップ満載のアドベンチャーにユーモラスなアクセントを添えています。度重なるやられっぷりの傍らでちょっとした収集要素が用意されており、過酷なお仕置きの中にも遊び心がしっかり残されています。Trees Hate Youは、そんなお茶目な着せ替え要素と、「罠にかかること自体が挫折であり、最高のオチでもある」というRageゲームの魅力を絶妙に融合させています。
















